5月14日、お通夜 (宝仙寺にて 午後7時〜) 羽田に向かう飛行機の中で、掲示板に書き込んで頂いたコメントを読み返しました。 >そんなバカな。ちきしょう!ちきしょう! という文章で、ほんとにそうだ、と思うと
我慢も限界になり、涙が溢れてしまいました。 お通夜の始まる時間が近くなった時、
どこからか塩沢氏のお声が聞こえてきました。
いろんな出演作品から抜粋して流されているものだとわかったけれど、
なんだかお声を聞いていると、ドアの影から「どうも。」なんて出てらっしゃるんじゃないかと
思って、辛くて、辛くて、涙がとまりませんでした。
だけど、後から、それを氏と本当に仲のよかった方が作られたと聞いて、
私なんかより辛いであろう方達が一生懸命頑張ってらっしゃるのだと思うと
めそめそしてはいけないって思いなおしました。
ファンクラブに入っていたとはいえ、
ただのファンですから、会場の外にでも、ファン用の焼香台が儲けられるものと思っていました。
並んでいるうちに、遺影の前まで行かせていただける事に気づいて、
本当にびっくりしてどうしていいかわからなくなって、
涙で何も見えなくなりました。
かろうじてわかったのは、「白鳥警部のセル画が置いてあった」という事くらいでした。
クラヴィス「アンジェリーク(ゲーム/CD)」
もっともっとたくさん、
スピーカーからは次々と、塩沢さんの笑い声や歌い声や語りが・・・・こんな時でなかったらどんなに嬉しいかと思いました。
ゴドー・シンゴ「火の鳥2772コスモゾーン(アニメ)」 相沢耕平「軽井沢シンドローム(アニメ)」 マ・クベ「機動戦士ガンダム(アニメ)」 ビリー・ザ・ショット「銀河烈風バクシンガー(アニメ)」 カイン(ドーベルマン)「ボクサーは犬になる(CD)」 ベリー・オズ「新・ビックリマン(アニメ)」 テオドール・ヴェルナー「オルガニスト(NHKラジオドラマ)」 究極超人あ〜るのCDから、「はっぴぃ・ぱらだいす」「ぼくはアンドロイド」 超獣機神ダンクーガのCD、『SONG FOR DANCOUGAR』から、 「Alone〜孤独の戦士〜」「薔薇とビーム銃」「そこに君がいた」 タイミングを外すと、雨が止んでも帰れなくなってしまい、 ずーっと最後までいたら、会場を閉めるからと、もう一度お焼香させて頂けました。 その時やっと、ご遺影を見る事ができました。 いつものように、ニッコリ微笑んでおられました・・・・・・。 参列・ご焼香をお許しくださった、奥様はじめご遺族に心から感謝します。 この日、ここを訪れてくださった皆さんがBBSに書き込んでくださった塩沢氏へのコメントを印刷したものを、お花と一緒に置いて帰りました。 5月15日 お通夜 (宝仙寺にて 午前9時45分〜) お通夜にあまりに沢山の方が参列されて、時間が足りなかったからでしょうか。 喪主の挨拶で、青二プログタションの社長に続いて奥様の涙声を聞いてどうしようもなくなってしまい、ご出棺と車を、私はどうしても見る事が出来ませんでした。 葬儀が終わってから、著名な作家さん、漫画家さんにもお会いして、お話する事が出来ました。
皆さん、私達ファンと同じように、いえそれ以上に悲しまれているのに、
ご挨拶をすると、優しいお言葉がかえってきて、
私のような一主婦には遠い人、と思っていた方々をとても近くに感じながら、
氏は本当に本当に愛されているのだなって実感しました。
塩沢さん、本当にありがとう。 これからも一生ファン、続けますから。 |
このページはどこにもリンクしていません。終わられましたらWindowを閉じてください。