海浜M公園トイレ 新築工事


平成21年8月計画中 担当:宮崎
   
用途 公衆トイレ
面積 10u未満
構造 木造
場所 広島市佐伯区
階数 1階
 
   
公園のトイレといえば、不衛生感が漂い、ジメッとして、何かしら危ないゾーンのような、陰(いん)なイメージがありがちです。

この公園は埋立て地に新しくできたばかりで、並列する新しいマンション群とともにあり、また、水鳥が飛来する干拓に隣接するといううこともあって、開けた、さわやかな印象のする公園です。将来、樹木が生い茂って、涼しい遊歩道になるイメージが沸いて来ます。

 

そんな公園にあって、遊具や立ち木に馴染ませることで、「異物な存在感」を払拭しようと考えました。

しかしただ外観を整えるだけでは外見だけのお話なので、この便房と言う存在をオブジェまで昇華させることで、存在そのものとして公園の一員になれるのではと望みました。

 

外観をシースルーにして、便器類の陶器の白さを浮き立たせることで排泄手段とは違う存在を醸し出させようとしました。また、おのずと通気性もあり、見たまま衛生感があるわけです。

また、屋根を強化ガラス、外壁は木格子。これらは時代が捨てた電話BOXのガラス、過疎化で廃屋となった木材を利用しています。

 

リユースという省資源化の一例が、公園でのトイレの存在とともに、みんなに馴染んでいけることを願います。

イメージパース
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