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気づいていた この恋は「ずっと」じゃない

少し背伸びした大人の恋

似合わない服、着ちゃって

少しでも貴方に近づきたい

恋した瞬間のあのトキメキ

未来よりも今が恋しくて

いつも いつも見ていた

視界に入る貴方の全てを何よりもスキだった

たとえ誰かを傷つけるとしても

貴方だったから笑っていられた

全て 受け入れられた

他の誰かじゃピントがあわない

バランスが崩れてうまく生きられない

早く大人になりたかった

緑の世界の下で降り注ぎ続ける雨を見てた

思い通りにならなくて苛立ちさえ感じてる

それでも たとえ涙が枯れても

貴方は戻ってこない 分かってる

貴方だけの着信音、一度も鳴らなかったから

それでも たとえもう会えなくても

待っていたいから 貴方だけを

あの時から描いてる貴方とだけの未来だから