<<トランク>>

何もかもごちゃまぜに詰め込んだトランク

貴方への想いばかりが溢れてる

微かに揺れる秋の葉に静かに想いを乗せて

そっと…貴方に届くまでって

祈ってばかりいたけれど

募っていく会いたいキモチ

いつもどんなに遠くにいても

貴方から注がれる旋律が

気持ち溶かしていったけど

いつの日かそれだけじゃ

満足できなくなっていく

欲張りになってばかりのキモチ

もう押さえきれないよ

マイク越しで構わない

ホントでも嘘でも構わない

「貴女のために生きる」と

その口で囁いていてよ

そっと息を吹き込んで

乾いた口唇に生命の炎が灯る

少しの間だけでも構わない

ホントでも嘘でも構わない

「貴女がスキだから」と

その口で囁いてほしい

貴方だけ見つめてる

もう待てないキモチは

一足先に汽車に乗り込んでる