<<キミがいる。>>

このままここで、キミを別れたら

この愛も今の僕もすべて

嘘になるような気がして...

降り注いでやまない雪のように

僕に降り注いで...

痛いくらい抱きしめたい

僕と別の道を歩いていくキミが

知らないキミになったとしても

心の中、片隅のキミの姿

決して消えないキミがいる。

「最近、笑わなくなったね。」

さよならの前触れのように

呟く度に現実になる

「もう戻れないのかな。」

思う度に離れていく

あの日のキミも今のキミも

僕には少しも違わないのに...

このままここで、キミと離れたら

この愛しさも恋しさも

なかったことになるようで...

降り注いでやまない雪のように

風のむこうに向かって...

知らないキミがいる。