全日本少林寺流空手道連盟は、昭和30年、鹿児島を本拠地として開祖(故)保 勇 十段範士
(平成12年5月31日没享年80歳・勲四等瑞宝章)が総本部を創設。
以来、全国にその組織網を拡大し現在海外を含め1000支部、会員数は概数30万人にのぼる
一大拳団として成長し続けている。
錬心舘空手道は、人命尊重の見地から安全かつ実践的な防具着用の試合制度を実施し、判定の
明確化につとめ、スポーツ性と武道性を兼ね備えた真の大衆武道としての組織を確立している。
また、早くから「空手道を通したひとづくり」に心血を注ぎ、錬心舘空手道を人間形成の武道
として位置づけ「百年先を憂えては人を育てる」という指導理念の下、普段の指導方針も単なる
武術の修得にとどまらず、人格の淘治、精神力の充実強化、道徳心の涵養に努め、心身共に健全
な青少年の育成に主眼をおき、真の空手道の創造をめざし活動している。
宗家 保 巌 十段範士は開祖(故)保 勇十段範士の御長男として昭和23年鹿児島
にて誕生。平成12年5月少林寺流空手道錬心舘宗家を襲名。
師であり、父である開祖の薫陶の下、厳しい修行を重ね、型・組手の最高技術を極める。
全国大会に於ける特別演武少林寺流正流七法の最高峰公相君の型は、壮絶豪放の中に、
華麗さを加え、完成された型と評される。
また、組手技術は防ぐことのできない空手道の最終技術として空手道の畏怖の的となった
「後ろ回し蹴り」「連続回し蹴り」「二段廻転蹴り」「足刀くの字飛び」「螺旋手刀打ち」
「逆風刀蹴り」等あらゆる技術に精通している。
昭和42年第1回全国選手権大会に於いて圧倒的な強さで優勝を飾り爾来、指導者として
普及活動を開始。
昭和44年、弱冠19歳でフィリピンに渡り、バギオ商工科大学で指導。昭和46年
には中華民国派遣団の団長として台北市に於いて指導、昭和56年にはドミニカ共和国を
拠点に中米各国で指導、現在活動する中華民国、ドミニカ、プエルトリコ等の道場の基礎を創る。
近年は欧州、印度、北米各地でも指導にあたり、高い組手技術と深い精神性を有する
代表的な日本武道として、年々、愛好者の数を増やし空手道の国際化を推進している。
また発展途上海外支部の子ども達に空手衣を贈る運動等、国際交流や福祉活動を展開している。
「空手道の神髄は型にあり」合理性に立脚した華麗でスピード感あふれる型の普及を通じて
健全なる青少年の育成に大きく貢献したことは顕著な功績である。
また、その卓越した指導力で教育者としても全国各地に精神的・技術的高揚をもたらし、
連盟発展のための近代化、国際化に尽力している一門の総帥である。
雄壮で機知に富み、至情あふれる指導力で錬心舘空手道の格調高い精神性を原点に
21世紀の武道家として広く敬愛を集めている。
全日本少林寺流 空手道連盟 会 長
鹿 児 島 県 空手道連盟 会 長
国 際 少林寺流 空手道連盟 会 長