愛媛大学の共同研究チームが
みかんの内皮に、
肥満の原因となる脂肪の吸収を抑え、
さらに生活習慣病を分解する
作用があることを突き止めた



チームは、内皮の脂肪に対する効果を調べるため、

温州みかんや伊予カン、八朔、ブンタンなどの内皮や抽出した成分を使い、

ラットの膵臓と脂肪細胞への影響を測定した。

その結果、脂肪を吸収する時に分泌される消化酵素(膵リパーゼ)に対して

伊予カンや温州みかん、八朔などの内皮が働きを抑えることが分かった。

また、脂肪細胞には、伊予カン、温州みかんで強い分解促進作用が明らか

になった。内皮などに多く含まれるホルモンに似た物質「アミン誘導体」が

作用し、脂肪細胞が縮小していると分析。  2003.10/9 農業新聞(抜粋)