アルテッツァ280T

撮影:琵琶湖大橋駐車場

 日本で限定100台だけ特別生産されたターボ付きアルテッツァの紹介。一時期メーカーオプションで280T仕様のアルテッツァも購入可能だった気もしますが現在は詳細は不明です。100台限定の280TはメーカーオプションでアルテッツァRS200"Z EDITION"に同じ手を加えたものより100万円安いためかなりお買い得だったらしいですが…。ここではその280Tを一部紹介します。

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サイドからの写真とホイール

この当時、ホイールはノーマルの17インチアルミでノーマルタイヤでしたが、最終的には右のホイールに交換してタイヤもよりハイグリップのものを装着していました。ちなみに交換したホイールはTOM'S CRONO 18インチ、タイヤはミシュランパイロットスポーツ225/40です。

 

リアの写真とエンブレム

こちらはリアです。280Tエンブレムがあるのが解かるでしょうか?車高もノーマルよりかなりダウンしているため、駐車場のタイヤ止めにすらタイヤが届かない状態です。普通にバックしたならまず、マフラーが当って変形でしょう…となりのバンと比べて見るとその車高の低さがわかってもらえるのではないでしょうか。

エンジンルーム

ターボキットが装着されているためノーマルとは違いは歴然です。詳しい装備やスペックは後にまとめます。

 

運転席とメーター

写真のとり方がまずかったので上手く表示出来てませんが、運転席はバケットシートで5速ATです。特徴的なメーターにも実は個人的に手が加えてあり、スピードメーターとタコメーターが逆にしてあります。つまり、ノーマルのタコメーターの位置にスピードメーターがあり、ノーマルのスピードメーターの位置にタコメーターがあります。このメータはモデリスタ製のクロノグラフメーター(センタータコメーター)です。ちなみに最高速度表示は240km/h、10000rpmです。

シフト

5速ATなのでシフト部分はこんな感じです。ちなみにAT車にはハンドル部にステアシフトマチックがついているため、ドライブにギアをいれてさらに「M」にギアを入れる事でハンドルのボタンでLOWから5速までを自分で切りかえれます。いわゆる、シーケンシャルMTに近い操作が出来ます。


アルテッツァ280Tの装備
太字がパーツ部位、細字は材料/製造法またはパーツ名など
ターボキット シャシー エアロキット

コンピューター
チューニングコンピュータ280T専用ロム

タービン
IHI製 280T専用

ヘッドガスケット
メタル製 T=1.6mm

EXマニホールド
鋳造 280T専用

フロント/リアパイプ
ステンレスSUS304 280T専用

インタークーラー
280T専用

インジェクター
トムス大容量タイプ

ラジエーターキャップ
トムスハイプレッシャータイプ

インテークパイプ
アルミ製 280T専用

クラッチキット(MTのみ)
ツインプレート フライホイールASSY

サスペンション
コイルダンパーユニット280Tスペック

ブレーキパッド
トムスPEC(フロントのみ)

ブレーキライン
トムスステンメッシュ

ホイール
トムスクロノ 7.5JJ×18+48

タイヤ
ミシュランパイロットスポーツ225/40/18

フロントアンダースポイラー
サイドスカート
リアアンダースポイラー
リアウイング

アルテッツァ280Tの参考スペック

最高出力280ps以上/7600rpm
最大トルク30.0kg-m以上/3600rpm

アルテッツァ280T秘話:by管理者

 アルテッツァ280Tはついこの間までの実家の車であった。この車は全国でわずか10箇所のネッツ営業所で整備され各営業所管轄でわずか10台のみ販売するというレアカーと言うべき車である。購入当初、あまりにも高額なため家族内で反対が多かったが父が勝手に購入してしまった。いわば、人の意見など無視して購入したも同然です。

 5速AT車を購入したのだが、その理由は6MTだと疲れるためらしい。もう、年なのでスポーツカーに乗るのは止めるべきではないかと言う意見も結局は聞く耳持たずでした…。ネッツ北大阪ではAT車で購入したユーザーは10台中3台。後の7台はMTだそうです。整備士さんが言うにはAT車の280Tの方が構造上整備しにくいらしく納車までかなり時間かかりました。

 購入直後、僕には運転させてもらえませんでした。というかしたくなかった。あまりにも高額なためです。事故るとえらいことになるので。しかし、高速では僕も運転しました。運転してみて分かったことは、ものすごい加速でものすごい速さが出る事です。メーターを3000ぐらいで一定にしていると知らない間に130km/hを有に超え、父親は追い越し斜線を一瞬170km/hぐらいで走ってました。恐ろしいです…おそらくまだまだ可能なほどにスピードは出たはずです。

 そんな280Tに思わぬ災難が降りかかります。もらい事故です…最悪らしかったです。会社に行く途中の信号待ちで後ろからバン(ハイエースクラス)にオカマされたらしいです。幸いけがはなかったようですが、車の査定額が100万もダウンしたそうです。修理は相手の保険で解決でしたが。

 しばらくして今度はスーパーの駐車場においていた時に当て逃げされました。駐車場に入りきらない車なため、駐車スペースをはみ出して止めるしかないのですが、おそらくどこかのオバはんの運転するミニバンにバンパーを思いっきりもっていかれた模様で傷でバンパーが台無しになってました。よっぽど運転の下手なオバはんなんでしょう。これのおかげで修理代がかかった模様です。

 そんな異惑つきの280Tは現在、中古車として世の中に出回っています。そう、また父はやってしまったのです。何をやったのか?これはもう病気といってもいいと思うが、運転しづらいと言う事で新車を買ったのであります…もう、止められません…僕の学費は大丈夫なんでしょうか?

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