eK-SPORT 運転レポート

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乗り専用というべき軽自動車も今やリッターカー並みの扱いになっている。
eKワゴンは三菱自動車が新開発した全く新しい軽自動車として登場して以来、爆発的な人気を誇っている。
その理由はドイツ車を見本とした徹底的な安全性と現代の日本に合わせたコストパフォーマンスをマッチさせ、
消費者のニーズに答える事ができたからだ。
女性にも人気が高く、内外装に多彩なアクセサリーを標準装備させたことでオプションで小物を付けたりといった事がない
のがメリットの一つとして挙げられる。
同時期に発売されたアルトラパン、ザッツが不振の中、ekワゴンだけはワゴンRに次いで軽自動車NO.2の地位に踊り出ている。

ポーツと言う名を語るには走りが一番大事。しかしeK-SPORTはeKワゴンの単なるスポーツバージョンというわけではない。
実際、ディーラーでは車種自体を異なる扱いにして販売している。
つまり全く新しい軽自動車のスポーツカーなのである。
三菱の軽にはトッポ、ミニカが代表に挙げられるが、これらは車種グレードとしてターボ仕様を発表しているが、eKだけは車種も全く違う。
これがeK-SPORTのこだわりを示すサイン。つまりターボがないeK-SPORTもグレードとして設定されている。

心の走りだが、間違いなくこのターボは快適です。
リッターカー以上の走りを見せてくれます。
2000rpm位から加給がかかるとさすがターボという具合に爆発的に走ってくれます。
時速30kmから70km位の走りが一番面白い。街乗りでかなり楽しめる。
リッターカーのヴィッツと比べると加速はおそらくヴィッツ以上です。
ただ最高速はあまり期待できません。このあたりは軽自動車なのです。
加速時のノイズも思ったより静か。そのわりにかなり走るので感動でした。
箱型の特徴であるごわつきもなくヴィッツを運転してるのとほとんど変わりませんでした。
ワゴンRと比べるとエンジンが静かなので同じターボでもこちらの方が良いと思えました。


Present


 
外観はスタイリッシュな造り。
後部のプライバシーガラスは標準。


エンジンはインタークーラーターボ付き660cc。
このクラスではターボがないと正直辛い…


アルミホイール
前輪はベンチレートディスクブレーキで制動性能を向上。

 
ステアリングは標準ながらも握りやすい皮製。
運転席横にはeKワゴン特有のごみ箱ポケットがある。

 
あまり意味がありませんが運転席からドアミラーを見た時の絵。
かなり見やすいです。


トランクハッチを開けるとこんな感じ…。
ヴィッツより開口部は当然大きいけど、さほど変わりないかな?と思えた。


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