第3回大阪モーターショー
見つけよう!人とクルマと地球の未来。

2003年12月5日(土)〜12月8日(月)インテックス大阪にて開催
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トヨタブースメインステージ

今回で3回目となる大阪モーターショー。
第37回東京モーターショーの地方開催版とも言える今回のショーは日本の大手自動車製造メーカー全社が参加する大規模なものとなりました。
ここでは潜入したモーターショーの感想を勝手に論じたいと思ってます。
初めてモーターショーを見たのは第1回大阪モーターショーだったが、個人的にその時に注目したのはトヨタヴィッツだった。
近く実用化され日本の車事情を大きく変えるとしてのことだった。
第2回ではトヨタに続けといわんばかりにスモールでは日産mm(現行マーチ)、各社の燃料電池車が注目だと自分自身は感じております。
スポーツする走らせるというよりは本当に近未来化がコンセプトになったものでした。
第3回はさらに「情報」というものと「癒し」というものが加わった感じがした。
スポーツーカーの展示も当然あるのだが、それよりも実用的な車が多数見受けられた。
では簡単に各社の展示車を紹介です。


ヨタ自動車


会場の様子

テーマは「環境と感動」。
燃料電池ハイブリットカー「Fine-N」は水素と酸素の化学反応で電気を作るユニットとハイブリットシステムを合体させたコンセプトカー。
ホイールの内部にあるモーターで4輪を自立制御させることで思いのままのコーナーリングが可能になるという。FF、FRなんて関係ない車。
CS&S」は電気モーターとガソリンエンジンをハイブリットさせミッドシップに搭載したスポーツカー。スポーツするプリウスと言ったところでしょう。
さらにもっとも注目を浴びたのは「PM」です。モビルスーツを思わせる車体フォルム。
一人乗りのキャビンにちょこんと座るドライバーはまるでミレーニア(未来人)です。
残念ながらPMの写真は撮れませんでした…。(涙)

その他の展示車
クラウンコンセプト(次期クラウン)
NLSV(片面スライドドア3ドア5人乗り新型ミニバン)
SU-HV1(ハイブリットシナジードライブをSUVで)
レクサスアバンシス
エスティマ
ヴィッツターボ
ラウム身障者版
シエンタ
カルディナ
etc…

Fine-N
明日への車だと感じる一台。
メインステージの緑と赤のコントラストに馴染んでました。


レクサスアバンシス
米国版トヨタの代表車。
日本車なのに外車の足なのでマニアにはたまりません。


TF103とハイブリットシナジーエンジン
F1にも参戦しているトヨタのTF103。
プリウスに搭載されているエンジンはこれからのハイブリットカーの元になりそう。


産自動車


フェアレディZロードスター
Zのコンパーチブル。物好きだけが買うのかも…。

前回のGT-Rコンセプトに続く注目は「JIKOO」江戸時代の文化と伝統を日産のモデルに最新技術が結びついたコンセプトカー。
江戸時代の風景画を思わせる江戸ナビは江戸の風景を表示する。
スポーツセダンとミニバンを融合させた「セレニティ」は走り、高級感、豊かな空間を高次元でバランスしたという。
ジャパニーズDNAをキーワードにしたデザインは日本独特の感覚。

その他展示車
風雅(次期セドリック/グロリア)
シーノート(次期サニー)
ムラーノ(北米版SUV)
マーチSR
キューブキュービック
フェアレディZロードスター
スカイラインクーペ
X-TRAIL
シーマ
ティアナ
プレジデント
プレサージュ
エルグランド
etc…

 
マーチSRとEFFIS
マーチSRはヴィッツRS、FITツーリングに対向するモデル。
SRのみに搭載されているヨーロピアンスポーティなエンジンが良い。
EFFISは日産の電気自動車。超薄型リチウム電池がすごい。


田技研工業

会場の様子

テーマは自由発想・自在技術。ホンダらしいハイブリットカーの「IMAS」は40km/lの低燃費を実現した新型ライトウェイスポーツカー。
車両重量700kg。CD値0.02は脅威的。まるで自転車のような車です。
」は和のイメージをモチーフにした燃料電池車。

 
IMASと群がるマニアたち

その他展示車
HSC(次期NSX)
ASM(オデッセイプラットフォーム仕様の大型ミニバン)
フィットレーシング
オデッセイ
モビリオ
インスパイアー
ライフ
etc…

 
フィットレーシング(左)とAMS(右)


ツダ

会場の様子

 
RX-8ハイドロジェン(左)と息吹(右)

「Zoom-Zoom」のマツダはインテリアに日本伝統様式を取り入れた「鷲羽」。
初代ロードスターで構築したライトウェイスポーツのDNAを最新技術で原点回帰した「息吹」。
そしてフランクフルトショーで登場した新世代コンパクトスポーツカー「KUSABI」が注目。
個人的にはRX-8のカスタマイズカーが気になった。
また次世代エネルギー車として水素を燃料としたロータリーエンジンを搭載したRX-8ハイドロジェンも注目。

その他展示車
ロードスターターボ
RX-8
アテンザ
MPV
デミオe-4WD
アクセラ
etc…

  
デミオ4WD(左)とKUSABI(右)

 
新型ロータリーエンジン、開く(左)と閉じる(右)


鷲羽


菱自動車工業

ランサーレボリューションWRC

3つのP(Passion、Performance、Prefection)をキーワードにした三菱モータースは、
次世代コンパクトカーのあるべき姿を提案した「i」。アルミフレームの採用で超低燃費を実現。
衝突安全性能もトップクラス。
観音開きの軽自動車「SE・RD」。
コルトのオープンカー「CZ2カブリオレ」が注目。

その他
ターマックススパイダー
ランサーエボリューション[MR
コルト
eKスポーツ
パジェロ
etc…

 
CZ2カブリオレとi

 
SE・RDとターマックススパイダー


士重工業

インプレッサWRC

モーターとエンジンのハイブリットシステムを持つ「B9」が注目。
中低速はモーターが駆動。高速域では水平対向エンジンが動力を供給する4WD。
電気自動車の「R1e」も話題。
また軽自動車の「R2」は次期プレオを思わせる作り。7速CVTを搭載している。

その他展示車
レガシーB4
インプレッサWRC
フォレスター
トレビック
プレオ
ディアス
etc…

 
R1eとレガシーB4


イハツ工業

コペンサードスペシャル
コペン1.3Lのコンセプトカー。もちろん全自動オープンハッチ。

「ワンダフルスモール未来系」がテーマ。
技術的に注目が高いのは二酸化炭素の削減や排ガスクリーン化を狙った「UFE-U」。
660ccエンジンと電気モーターのハイブリットをさせ、4人乗りなのに60km/lの驚異的な燃費を実現。
ai」は乗員を1名から4名まで変えられるシティーコミューター。
また軽自動車なのにエレガントな顔を持たせた「XL-C」はミニサイズの高級車です。
前回のコペンに変わる話題の車は「D-BONE」。バギーの楽しさにスポーツの楽しさを持たせたオープンスポーツ4WD。

その他展示車
コペンサード
タント
E3コンセプト
ミラ
ムーヴカスタム
etc…

 
D-BONEとai


UFE-U


ズキ

会場の様子

「小さな未クルマ、大きな未来」がテーマ。
1.6Lエンジンを積む4人乗りのオープンカー「コンセプトS2」は3分割回転電動格納式オープントップを採用。
Sライド」はバギーを思わせるフォルムにタンデム2シーター。
モバイルテラス」はオープンテラスの魅力を車で味わえるコンセプトカー。インパネがテーブルになったりするのは驚き。

その他展示車
ランドブリーズ(ハイブリットコンパクトSUV)
ワゴンR
エリオ
ツイン
ラパン

 
コンセプトS2とSライド


モバイルテラス


外国メーカー、その他

 
ミニクーパーとM3CSL
M3CSLは現在のガレージに紹介予定です。


大蛇
やっぱり光岡自動車はこの車です。

 
白バイとパトカー
一度は追われた?ことがあるかも…
今回はこのような特殊自動車も展示されていました。
パトカーの装甲がとても印象的だった。
他にはブルドーザーやクレーン車もありました。


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