対馬・壹岐旅行

 平成23年9月22日〜23日の対馬・壹岐旅行へ。
広島駅に集合するがこのツアーは7人参加で添乗員1名がつき8人で行動することになる。本当に家族的なツアーである。
7:58広島駅をひかり541号でスタートし博多駅に向かう。台風15号の後遺症で本日乗船予定のジェットホイールが博多港に帰ってきているかどうかにより今後の工程が決まる。もし帰っていない場合はフェリーに変更となるため対馬行きはなくなり壹岐のみの観光になるとのこと。
博多港にジェットホイールがいるかどうかの確認となる。幸運にも丁度ジェットホイールが入港し予定とうりのツアーとなる。やれ嬉!!
壱岐郷ノ浦港経由対馬厳原港行きジェットホイールで約2時間の船旅となる。台風の後遺症か海が荒れており船酔いの人も出る。
厳原港上陸後地元のバスとガイドさんの案内で先ず万松院を訪問。対馬藩主宋氏の歴代の藩主を祭る寺院で樹齢1200年の杉木立の中に墓がある。時代を反映して形が変化しているのも興味深い。又、徳川家康以外の徳川歴代の将軍の位牌が安置されている。
次に、対馬歴史民俗資料館を訪問。古代から現代までの遺物・文化財等が収納され朝鮮半島との関連の深さが理解できる素晴らしい資料館であった。次にお船江を見学するが現在の造船所のドックである。潮の満ち干を利用して船の出し入れを行っている。

 厳原港からフェリーで壹岐の郷ノ浦港江へ向かう。約2時間の船旅である。一等船室へ変更したためゆっくりとTVを見ながら過ごせた。
到着後は今夜の宿である光明石温泉のステラコート太安閣へバスで30分の工程である。夕食後壹岐の夜を過ごす。

 現地のバスでガイドさんの説明を聞きながらホテルを発って先ず一支国博物館へ。壹岐の歴史が詰まった博物館で見応えがあった。
これから島内を東西に走り、左京鼻の景勝を眺め、海の中にあるはらほげ地蔵(はらほげとは穴あきのこと)を見物、東洋一の砲台跡がある地へ行き、合わせて猿岩を見学。ここの売店でトコロテンを食べるが店の主人が語り部とハーモニカ演奏をしてくれる。「群青」を演奏するが中々の腕前である。
次に壹岐で最高地海抜213Mにある岳の辻展望台へ。壹岐の周囲360度が展望でき、更に対岸になる対馬・福岡・佐賀が遠望される。
最後の工程であるうに工場へ行き昼食。案内書ではうに飯となっているので、うにがご飯にたっぷり乗ったものを想像していたが、うにをご飯に入れて炊いた「うに混ぜご飯」でがっかり。帰途は郷ノ浦の反対側に位置する芦辺港からジェットホイールで博多港へ。風がないので来た時のような揺れもなく快適な船旅であった。

新幹線で17:46に広島駅着。夕食を駅でとり20時前に帰宅。

写真

     
 宗氏の菩提寺万松寺  お船江 対岸にドックが見える ステラコート太安閣 
     
 左京鼻 はらほげ地蔵 満潮時は海の中になる  東洋一の砲台跡 
     
 猿岩 この位置から見ると猿の顔に見える 壹岐で最高地(213M)に建つ岳の辻展望台  展望台から郷ノ浦を望む 

旅行のページへ
トップ頁へ