MTU社について
世界に名を知られた高速ディーゼルエンジンメーカーMTU社は先ず、1909年(明治42年)3月にカールマイバッハがスイスのチューリッヒに近い南独の景勝地ボーデン湖沿いの町フリードリッヒハーフェンに飛行機用エンジン製造会社を設立したのが始まりです。
以来、MANやタイムラーベンツ(ダイムラークライスラー)の参加を得て、超軽量の高速エンジンの生産で、世界をリードして来ました。

日本では
昭和50年に初めて、昭和海運株式会社殿の三原〜今治ラインを運行する旅客船の主機関として、三井造船殿建造の双胴高速船に12V331型機関(1125PS/2200rpm)が搭載されました。
本船も、共和工業にて中間整備やJG受験整備を行っておりました。(現在この船は国内におりません)
その後、江崎汽船株式会社殿や阪急汽船株式会社殿に続々と採用され、当初6年の間に331型が81台、396型が61台販売されるという実績とともにMTU社の高い技術が広く知られることとなりました。

共和工業とMTU社とのかかわり
共和工業株式会社は、それまでのMTU社のエンジン整備実績や高い技術力より昭和56年に「MTU社」の指定サービス工場の認定を受け、現在までに、「海上保安庁」殿の巡視艇、や、全国7県の漁業指導取締船、全国各地の高速船等に搭載されたMTU社のメインエンジンの整備を行っております。

MTU社のホームページ 
英語表記ですが、エンジンラインナップや最新ニュースが掲載されております。