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近年、ATシフトにマニュアル風変速機構を付けることが一般的になってきた。スバルのスポーツシフトもその一つであるが、実際に使ってみると次の2点が気になった。
タイムラグに付いてはどうしようもないことであるが、シフトアップとダウンの向きは少し気を抜くと間違えるので危なくて使っていなかった。ある日アテンザに試乗すると、ちゃんと押すとシフトダウンになっており、非常に使いやすかった(おまけにタイムラグもほとんどない)。
いても立ってもいられなくなり、「改良」を決意。ディーラーで配線図をコピーして頂き、いざ作業と相成った。
まずはセンターコンソールを開けてみた。2つのパネルを外す必要があるが、後ろ側(サイドブレーキ側)のピンは強力。気合いではずす。少々割れたが支障はない。返しの部分をやすりで少し面取りしておき、次回以降に備える。
シフトパネル前方に白と黒のカプラーがある。今回のターゲットは黒。
カプラーをはずすとこのような感じ。6ピンでそれぞれ+、−、ニュートラルとそれぞれのグラウンドに対応する。+、−を入れ替えるためにはロック部両側の2つのピンの接続を入れ替えればよい。非破壊で入れ替える方法を探したがうまくいきそうになかったので、シフト側のハーネスをハサミで切って端子を付け、入れ替えた。
ようやくスポーツシフトがスムーズに使えるようになった。ただしインジケーターの矢印を見ながらだと間違えるが、これは慣れれば問題ないと思っている。