インプレッサオーディオ日記 第5部

オーディオメニューに戻る / 20Nトップに戻る 更新日:05.5.6

これまでの作業で音質的には全く問題ない状態であったのだが、夏が近づくにつれ車内の温度が気になってきました。青空駐車なので真夏の日中には車内は相当の高温になります。これをなんとか緩和できないかと取りかかったのが、天井裏に断熱材を入れること。インプレッサの天井はルーフパネルの下は内装パネルがあるのみ。おかげで内装を手で叩くとよく響きます。雨音もよく聞こえます。断熱材を入れればこういう響きを抑えてかつ、外部からの騒音も減ることが期待できるのではという期待もありました。

ホームセンターに材料を探しに行って買ってきたのがニードルフェルト。幅は1m弱で長さは4mにしてみました。値段は2000円強。発泡ウレタンとどちらにするか悩んだのだが、耐熱性(耐火性)、耐久性とコストを考えてニードルフェルトにしました。

買ってきたニードルフェルト。ちょっと触るとほこりが舞う。

作業の大半はルーフトリム(内装)の脱着です。いろいろな部品を取りはずさなくてはなりません。フロントシートベルトの肩アンカー、ラゲッジのフック、バイザー、ランプ、アシストグリップなどなど。結構苦労して取り外しました。

取り外したのがこの状態。中が空洞なのがよくわかります。

リヤ側はC、Dピラーの内装を外すのがものすごく大変なので部分的に外してルーフトリムとルーフパネルの間の隙間を少し大きくした程度にしました。フェルトにはロープを取り付けておいてフロント側からリヤ側に引張ることでうまくおさめることができました。フェルトはルーフトリムの上においただけで、特に固定はしていません。

天井にはクリップで留めるところや、ルームライトがあり、この部分にはフェルトを付けることできません。そこでフェルトは3分割して設置しました。

買ったフェルトは4mでしたが、実際には1m程度しか使いませんでした。ルーフは意外に小さいのでした。

フェルトを全部設置した後は内装を元に戻すのですが、これも結構大変でした。重くなったルーフトリムを押し上げるのも力がいりますし、シートベルトアンカーのボルトはしっかり締めておかないといざというとき怖いです。

せっかくですので分解ついでにBピラートリムにもレジェトレックスを貼ってみました。

以上の作業は結局2時間ほどを要しました。もう一度やっても1時間くらいはかかると思われます。

さて肝心の効果のほどですが、天井を叩いたときの音は明らかに響きが少なくなりました。またオーディオの音質は間違いなくプラスになっています。音が全体的に締まって、各楽器の位置がより明確になったように感じました。また外部からの音の侵入も減ったと感じます。そして主たる目的である断熱効果もかなり実感できました。夏はまだまだなのですが、日差しが強く暑い日にドアを開けてすぐ乗り込んでも特に暑いと感じなくなりました。費用の割には効果が大きい作業だったと思います。ただし手間はそれなりですが。

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