現在賃貸住宅に住んでいる場合は、引越しが決まったら不動産会社又は家主さんへの連絡が必要です。引越しの
1ヶ月前までに申し出るのが一般的ですが、引越しを決めた時点でなるべく早く契約書で定めた方法で予告しておき
ましょう。不明なことは不動産会社に確認しましょう。
退去日(引渡し日)を決めます。お部屋に何もない状態で不動産会社又は大家さん立会いのもと、原状回復にいくら
敷金が使われるかが決められます。この日に鍵を返還します。
精算後、後日敷金を返還してもらいます。退去から1ヶ月前後が目安になります。
契約は以下の段取りで行われます。
まずは、重要事項の説明です。借りようとする物件がどのような設備なのか、家賃の支払い方法、更新時や解約
する際の費用の有無、契約形態、禁止事項等を不動産会社の宅地建物取引主任者が説明を行います。不明なこ
とはその場で確認をしましょう。納得した上で署名・押印を行います。
次に契約です。契約書を読み、疑問があればその場で質問しましょう。ここでも十分納得した上で署名・押印しま
しょう。契約は署名や押印だけで有効になります。押印は数箇所に及ぶこともあるので注意しましょう。
最後に必要費用の支払います。礼金・敷金・前家賃・仲介手数料等を支払います。前家賃がきちんと日割り計算
されているか確認しましょう。
契約書、領収書、鍵を受け取ります。領収書には礼金、前家賃の詳細を記載してもらう。敷金の預り証、契約書を
1部、鍵を受け取って契約終了です。別に鍵の預り証が必要な場合もあります。
決まったらすぐに用意します。
≪事前に準備するもの≫
■ 住民票(入居者全員) ■ 身分証明写し(運転免許証等) ■ 保証人承諾書
■ 保証人の印鑑証明 ■ 源泉徴収票など収入を証明する書類
≪当日持参するもの≫
■ 用意した必要書類 ■ 本人の印鑑 ■ 必要書類
■ 保証人が立ち会わない場合、保証人があらかじめ署名・押印した書類
※何が必要かは契約により異なるので、必ず事前に確認をしてください。
≪契約時の必要費用≫
■ 敷金:賃料の○ヶ月分(物件により異なります)
■ 礼金:賃料の1ヶ月分が一般的
■ 仲介手数料:賃料の1ヶ月分が上限
■ 前家賃:入居可能日から次回の家賃支払い日までの家賃を日割りで計算。契約日によって異なるが、最高で
賃料の1ヶ月分
■ 火災保険料:物件によっては加入が入居の条件になっていることも。広さ、構造などで金額が異なるので事前
に確認しましょう。
※この他、駐車場を契約する場合は、そちらの費用も必要な場合があります。
住みたい部屋の条件を決めます。
まずは予算。毎月の収入の1/3が住居費の目安になります。毎月支払う費用としては、家賃・共益費・駐車場代
などがあります。
次に入居予定日。物件によっては○月以降に入居可など入居予定日に条件がある場合もあります。まず不動産
会社に伝えてください。
予算・入居予定日が決まったら、次は場所です。勤務地や通学先を考えて、少し幅を持たせて場所を探します。
次に広さや間取りです。入居人数などで必要な間取りを考えるといいでしょう。
情報誌やインターネットなどを見て、気に入った物件があれば、物件を掲載している不動産会社に電話をします。
または近隣の不動産会社を訪問します。Step 1で決めた条件を伝えて条件にあった物件をいくつか紹介してもら
います。気に入った物件目当てに電話をかけても先に他の入居者が決まってしまっている場合もありますが、希
望の条件を伝えて物件を探してもらったりいろいろな不動産会社を回ってみることも重要です。
不動産会社では簡単なアンケートを記入すると詳しい物件資料を見せてもらえます。物件の資料には間取図や
近隣地図など、詳しく知ることができます。下見前によく見ておきましょう。
条件にあった部屋を下見します。数多く見てもいいというわけではありませんので、1日に3〜5件くらいを資料から
絞り込んで下見しましょう。下見はほとんど担当者同行で行います。
下見するメリットは、資料だけでは分からない広さや採光、きれいさ、立地条件などが分かります。必ず自分の目
で見てから決めましょう。また、女性の一人暮らしの場合は、防犯面も考えることもお勧めします。
新しい部屋に引っ越したい!
お部屋探しからご契約までの流れをご紹介します。