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 車中泊の奨め

車中泊のメリットはなんと言っても宿泊代がいらないことでしょう
自炊すれば一日の滞在費は\2,000位のものです
(信州に行く目的が、風景を楽しむことだけですから、無駄な出費はしません)

それに予定に縛られないので、気に入った場所があったら何時間でもいられます


お風呂はどうする

お風呂の心配をする人が、いるかもしれませんが、信州は温泉の宝庫です
毎日、どの温泉にするか悩まなくてはいけません

\300〜\1,200位で入浴出来ます
高いところは休憩室が利用出来るところです
旅館の浴場に入れるところ、観光客専門の風呂、ヘルスセンター風と色々です
中には地元民の銭湯を兼ねた風呂屋もあり、観光客だけ\1,000というのもありです

ただし、営業時間には注意して下さい
22時でも、入れるところもありますが、20時で締め切りのところが結構あります
もっと早くて18時で終わるところもあります

どこも夕方はかなり混みます
どこからこんなに集まるのだろうと思うくらい来ます

私たちのように車中泊と思える人、民宿やホテルから来た風の人
県外ナンバーが、かなりあります
お盆に帰省した人も来るのでしょう


着替えは

着替えについても、よく聞かれますが、これは普通の旅行と同じです
町で買うことも出来ます(予定に縛られないので買い物時間は好きなだけとれます)
コインランドリーという手もあります


何処で寝るか

信州に暴走族等はいないようなので、何処で寝ても特に危険は無いようです
お盆でも信州は涼しいので、あまり高いところでは、夜中にヒーターが必要になります
平地でもタオルケット一枚では寒いでしょう

1.高速のパーキングやサービスエリア
ここは水道・トイレ・食堂・売店・ゴミ箱完備ですので、車中泊のメッカです
騒がしいのと、照明がまぶしいのが欠点です
ちょっと自炊をするわけにはいきません

2.登山口近くの駐車場
朝一番に出発するにはここしかありません
登山しない人はご遠慮下さい

3.山道のほとりのちょっとしたスペース
こういうところで寝る強者もいますが、
車が通るたびにライトで照らされるので、お勧めできません

4.トイレ・水道・防犯灯完備の駐車場
それなりの町なら近郊に一カ所はあります
こつがわかるとすぐ見つけられますが、場所は秘密です
ここなら、テーブルを出して食事ができます

5.林道のほとりのちょっとしたスペース
完全な野宿です
車から出て寝袋で寝ましょう(熊に襲われても責任はとりません)
満天の星を見ながら、眠りにつくのは最高です
月や町の灯りが無くても、真っ暗にはなりません
朝、目覚めると不思議な位、気分爽快です(フェドンチップのせいでしょうか?)
なお、朝露でビショビショになります(防水スプレーをお忘れ無く)

6.山岳観光地の無料駐車場
昼間はにぎやかでも、夜になると寂しいところです
ただし、朝寝坊をすると恥をかきます

何処で寝るにしても、周辺をよく観察して、
夜中に蚊の攻撃を受けないところにしましょう


ワンボックスに炊事道具を満載している家族連れを結構見ます

また、4.の場所で食事の準備をしている時、
トヨタ クラウンが来ました
中から、定年を迎えたような年齢の夫婦が降りてきて、
トランクから、テーブルや椅子を手慣れた様子で取り出し、食事を始めました

朝までいましたので、私たちと同類のようです
車中泊をしながら、ゆっくり信州観光を楽しんでいるようです
何とも、ほほえましい情景ではありませんか

お金を使わないリッチな生活の見本だと思います
あなたもどうですか?


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