<1990夏合宿>

  場所:北海道
メンバー構成
PL I田(3年)
SL I手(2年)
医療 Nべ(2年)
気象 OP(2年)
食当・会計 Mき(1年)、S藤(1年)
装備 N家(1年)

*マークは解説のページに詳しく説明します。

7/18
出発である。多数の見送り(*1)、52人も来てくれたのである。
J院の白木山PW(*2)と一緒になる。

7/19
S藤!周遊券落とす・・・。36,250円もったいない。
晩飯の中華料理屋さんですいかもらう。そこでもS藤は、ウエストポーチ忘れる。

7/20
十勝岳温泉(400円)に入る。大展望風呂でNice View!
最初は入るつもりはなかったが、I田先輩が混浴で女の子が入っていたと聞き、早速2年生トリオでは入りにいく。だが、おっさんばっか・・・。
キスリング(*3)の紐がちぎれた。合宿開始早々ついてない。

7/21
富良野岳、上ホロのピークに立つ。行程中(北海道)
差し入れのメロンは重たい・・・。メロンの重たさで死んだ。
雪でかき氷をつくって食べた。


7/22
今日は霧、強風のため沈(*4)である。1年テントのポールが壊れた。I手のバースデイは最低の日であった。
その後、上ホロ小屋に避難。北九州の大学のパーティ(*5)と女の子3人パーティと一緒に泊まる。
とうとうY田女子大のパーティとは会えない。I田さんは、テン場飛ばし(*6)してまで会おうとしている。やめてくれい!!!
天気図を見ると、明日もろくな天気ではないように思える。最低!
トランプ大会、最初勝っていたが、負けてマイナス街道である。
お礼の絵葉書(*7)の宛名俺が全部書いた。他の奴はみんなぐーすか眠っている。いいかげんにしろ、バカヤロー!

<上ホロ小屋>
2階建、下は板場で30人ぐらい収容できそう。トイレも裏にある。

7/23
昨日、眠るころになって上ホロ小屋に17人パーティがきて、小屋の中は大混乱、出発に霧のせいもあり、3時間ぐらいかかった。
美瑛山小屋に10:47に着く。美瑛山小屋はとても汚いというかぼろである。入れても20人くらいであろう。
天気は最低である。霧のため景色も見えないし、雨が降るし、もういやである。
テント場についてからはちょっと太陽が顔を出したが、すぐもとの霧に戻ってしまった。

人間のくずゲーム(*8)をしてそれなりに盛り上がったが、そろそろ太陽を出してくれー!
Nべ高気圧(*9)よでておくれー!

7/24
今日は早朝霧、朝晴れ、昼からまたガスと霧という最低の日であった。
AM8:00に次のテント場、双子池に着いたのでテン場飛ばしすることになった。
このテン場飛ばしがつらいつらい・・・・もう死にそうであった。なんと朝4:00に出て、今日のテン場に着いたのが16:00である。
このテン場はブヨが多い。よってくる、よってくる。もういやだー!

天気図をみてもなかなか晴れる兆しがない。いつになったら快晴の北海道を見れることやら・・・。

7/25
今日は出れると思ったのだが、Mきの体温を計るとなんと41.8度!!!
すごい!自分の人生の最高は39度なのに!で、もちろん沈。
雨の中みな昨日の疲れでぐーすか眠っている。本当にお天道様が出ない。
結局、Mきは夕方まで熱があり、扁桃腺もはれているらしい。

7/26
今日もMきの体温が37度前後あり、また沈である。5日間ろくな日がない。
初日ぐらいのもんだ。晴れた日は・・。パンツも短パンも乾かないままシュラフに入って寝ることは大変苦痛である。
だんだ体が臭くなってくるよ。シュラフを早く乾かしたい。
またトランプ大会が始まる。何時間もトランプをしてよく飽きないものだ。

7/27空とワンダラー
今日は黄金ヶ原からトムラウシ、ヒサゴ沼のテン場飛ばしして、化雲岳、五色岳とピークにたった。
なんと五色岳のピークに着くと、Y田女子大はすでにピークにたっており、ヒサゴ沼にテン場していた。結局、僕らはテン場をとおりすぎ、すれ違いもしなかった。I田さんはとても残念そうだ。
晴れはいいっー。いいよ。トムラウシ山、化雲岳のピークの眺めは最高のように思える。五色はちょっと曇っていたが・・。

黄金ヶ原からトムラウシの行程で真新しい熊の足跡があった。見つけたとたん誰かのいたずらとも思ったがそうではないみたい。僕らが歩く道の上に延々続いている。これはすごい。見たかったが結局見れず。
熊の足跡
合宿の終わりまであと4日、みんなアフターのことばかり考えている。私は宗谷岬に行きたい。

今日のテン場雪渓があるので、雲が出てきて寒くなってるのにみんなかき氷を食っている。
俺は腹が痛いので少し食った。で、さらに腹が痛くなった。

1年はガソリンを1日900ccもつかう。馬鹿みたいに使う。

天気は高気圧がゆっくり東北東に去り、太平洋にある低気圧が北西に来ているので明日の天気は微妙なところだ。

<忠別岳避難小屋>
けっこうぼろい。トイレあり。20から30人ぐらい入れそう。

7/28

今日の行程は忠別岳キャンプ場より忠別岳のピークに立つ。ピークにはテン場ではないのにテントを張ってる人がいた。
I田さんは三角点を作っている。今日は雲ひとつない快晴である。そのため暑さに弱い私にはとても答えた。I田さんがテン場飛ばしをすると言っていたがしなくてよかった。
テン場で濡れていたものいっぱい乾かした。

7/29
今日は黒岳のピストンがメインである。本当は黒岳の小屋に行く計画だったが、Nべ君の意見がとおり、テン場飛ばしをすることになった。
天気は最低であった。霧プラス雨というとんでもない天気で20メートル先が見えず、I手がテン場を見落とし、I田さんは怒っていた。I手が「このまま旭岳にのぼって帰りましょう。」等と言うからだ。
テン場に着いてからは霧が晴れ、NべとI田さんは中岳温泉に入りに行った。
夕方の飯の量はすごかった。野菜2日分+人参1本、ベーコン4日分、シチューとハヤシライスを中小のコッヘルにすり切れまで使うほどだった。1年生は食い地獄(*10)で苦しんでいたようだ。

Nべが他の登山客にフィルムを1000円で売っていた。ぼったくりである。

7/30旭岳にて
結局、今日が最終日。朝ゆっくり出る。
旭岳の頂上への道の角度はすごくあり、風邪気味のI手は特に苦しんでいた。でもピークにたってからの大パノラマはすごかった。十勝連峰、トムラウシ、黒岳、北鎮岳本当に感動ものだ。今まで歩いた軌跡が全部見える。
降りてから最後のダッシュ・・・(*11)。I手はおもいっきりでんぐり返しはするは、N家は頭からこけるは、笑ってしまった。



−−(ここからアフター)−−
旭岳温泉に入り、タクシーで旭川へそして札幌まできた。
その時電車の中でY田女子大のYーちゃんに会った。話を出来ないのが残念であった。(絵葉書を書かねばならなかったので)
打ち上げでは、Mきが特に食っていた。(焼肉屋)
旅館へは1年生と泊まった。

7/31
今日は起きると布団の上だ。気持ちいいものだ。
旅館を出て、札幌の町をいろいろ歩き回る。I手がおみやげを買いまくっている。そんなにどうするのだ。
朝飯は石狩定食、昼はとうもろこしとじゃが、夜ははまなすラーメンと北海道の味尽くしである。

8/1
今日はなんと日本最北端の宗谷岬がメインである。昨日の急行利尻で1年のN家とS藤会い、一緒に行くことに。
朝、稚内に着くとH大のサイクリングパーティに会った。Kちゃんとながながと話をする。
宗谷岬では雨もぱらつくよくない天気で、サハリンが見えず、最北端にきた実感がいまいちだった。
14:06の利尻に乗って帰るつもりがN家が周遊券を落とす。いろいろ探し回って、ごみの中など21:00ぐらいまで探し回っていたが結局見つからず・・・。1年生は切符を落とすのが好きらしい。
その後、網走など行こうと思っていたが今度は自分が切符を落としそうな予感がしたので家に帰ることにした。

<後記>
この合宿は北海道の偉大さが身にしみた合宿でした。またいってみたいものです。
それと切符事件!!!
1年が最初と最後に落とすとは。

P-MAINへ