AP Racing LOCKEED 2pot キャリパー CP2696の分解掃除。 以前1100に使っていたキャリパーであるが、ブレンボに交換して以来、使わずに手元に置いていたキャリパーである。 ブレンボは確かに良く効くが、どうもタッチが好みでないので、再びロッキードを使用することにした。 再び使用する前に、ブレーキパッドを交換し、キャリパーを分解掃除。 このキャリパーはダストシールがなく、オイルシールのみなのでパッドを交換する度にピストンを掃除してやらないと、 ピストンを押し戻したときに、ピストンに固着したパッドカスでオイルシールを傷めてしまう。 |
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まずはピストンの取外し エアツールがあれば、ピストンはすぐに外れるけどそんなもん持ってない。 けれども、自転車の空気入れを使ってやればすぐに外れる。ポンッ。 ピストンには厚みの違いがあって、右側と左側に区別されとります。 組付時、要注意。 外したピストンと、キャリパー本体は徹底的に丸洗い。 台所でママレモンを使って歯ブラシでゴシゴシゴシゴシ・・・。 鋳鉄ディスクで使てたから、パッドカス(ディスクカス?)で真っ黒。 |
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キャリパー詳細 オイルシールのみなのが、このアングルだと分かりやすい。 続いてオイルシールの取外し。 オイルシール取外専用工具なんたらが売ってるが、そんなもん持ってない。 要はゴムを傷つけずに外せたらええんやから、柔らかいもんで取ってやれば良い。 ちゅーわけで耳掻き(竹製)を使用。予備を用意するのを忘れずに。必ず折れる! オイルシールのはまってる溝は、以外と水垢みたいなのが溜まっているので、 そこは爪楊枝でこすりながら綺麗にしていく。 |
そんなこんなで分解した各パーツを徹底的に丸洗い。 オイルシールは手の平でなでるようにもみ洗い。
今回で2回目の分解なのでゴム類を新品にしたかったが、バイク屋さんでも用品屋さんでも手配が出来ない言われ、
入手を断念。オイルシールだけでも新品にしたかったのだが・・・
(オイルシールの写真は写し忘れてしまった。)
ピストン詳細 ピストンも良く洗ってから、ピカールで少し磨く。磨きすぎると表面のアルマイトが 剥がれるのでほどほどに。 綺麗に掃除したら、ピストンに輝きが戻ってきた! |
組付は分解の逆作業。オイルシールとピストンには薄くシリコングリスを塗り組付る。
ピストンは裏表、右左を間違えずに入れること。きちんと掃除されていれば、スルッとピストンは入って行く。
完成! 綺麗になったでしょ。
次回、取付編へ