1100カタナと750カタナってドコが違うの？
ふと街中でカタナを見かけたとき、そのカタナが気になってしまう貴方。
カスタムポイントを見る前に、ひとつ重要なこと忘れてませんか？
そのカタナは1100ですか？750ｃｃですか？
どっちだか分からなくなったことありませんか？
そんな貴方に、1100カタナと750カタナを見分けるポイントを紹介します。
| まずは基本のエンジンを見てみましょう。 |
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| GSX1100SR 写真提供：たけみつさん | GSX750S1 |
| エンジンが当然違います。クランクケース上面の刻印を見れば一目瞭然です。しかし走っているバイクの刻印なんか見れません。 そこでエンジンフィンを良〜く見て下さい。1,2,3,・・・と数えてっと。あれ？シリンダーヘッド一番上のフィンが違うでしょう？６枚目の半分の長さのフィンが。そうです、1100にはこの半分のフィンが付いてますが、750には付いてません。 んん！更に何か違うぞ。
オイルクーラホースをサイドに回しているのはカタナは1100です。750はクランクケース上部にオイル取出口がないため、サイド回しが出来ません。 |
| おっと油冷エンジンのカタナだ！フレームしか残ってないや。 |
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| GSX1100SR 写真提供：たけみつさん | GSX750S |
| たまにエンジンを載せ換えたカタナが走ってますね。特にＧＳＸ−Ｒの油冷に換装したカタナが。そうするともうエンジンでは見分けが付きません。そこでフレームを良〜く見て下さい。あれ、下部エンジンハンガーの位置が違うぞ？ 1100はクランクのほぼ真下なのに、750はクランクとクラッチハウジングの間だ。1100よりちょっと後ろですね。微妙な違いなので分かるまで反復練習しましょう。 エンジンハンガーで良く間違える点が一つ。前部エンジンハンガーのボルトがフレームを貫通しているのは、750Ｓ1と1100ＳＺだけです。750Ｓ2以降と、1100ＳＤ以降は、ボルトがフレームを貫通してません。 |
| 間違い易いポイント。 |
| その1 「ノーマルリアホイールのサイズ」 良く言われるものに、リアホイールサイズの違いがあります。1100は17インチ、750は18インチと。 国内750は確かにそうですが、逆輸入の750はリアが17インチです。したがってホイールサイズでは判断できません。 もっとも最近、多くの方がホイールを交換しているので、見分けるポイントにはならないですね。 その２ 「チェーンサイズ」 チェーンサイズの違いについても良く言われています。1100は630、750は530と。 これもホイールと同様、逆輸入の750は630です。よってこれも見分けるポイントにはなりませんね。 しかし、最近1100カタナでも530化している人が多いので、見分けるポイントになりませんね。 |
| 疑問点。 |
| 1100と750ではフレームの厚みが違うと聞いたことがあります。1100の方が、フレームパイプ肉厚が厚いそうです。 しかし、真偽のほどは分かりません。こればっかりは私も確認したことないので分かりません。 誰か真相をご存知の方、教えて下さ〜い！ |
| 結 論 |
| 結局1100刀と750刀の違いって何でしょう？ 私が思うに、1100と750の違いはエンジンだけと言い切ってもいいのではないでしょうか。外装は完全互換、エンジン部品でもカムは互換性があるし、キャブ・マフラーにいたってはポン付です。 が、しかし乗り味は明らかに違うんですよ。不思議なことに。エンジンだけでなく、車体の軽快感が。 え、どっちの乗り味が良いかって？ 気になるアナタは２台所有するしか解決法はありません。 こればっかりは個人の好みですからね。 |
ではでは長くなってしまったので、この辺で。
