私のカタナ紹介

 私がカタナに乗るキッカケは何だったのだろう?
中学生の時に見た雑誌がキッカケだったのではないだろうか。

 当時の私は、休み時間になると椅子に斜め乗りし、「ウォンウォン」と口ずさみ、ハングオン(もどき)をしていたアホな中坊だった。
バイクは”CB”か”Z”かという時代に、ふと見た雑誌に紹介されていたスズキの新車GSX1100S”カタナ”が目に止まった。尖がったカウル、リーゼントばりのシールド、まん丸のタンク、ツートンカラーのシート、変なメーター、そしてセパハン!。
それまでのバイクの常識を覆す凄いバイクの登場であった。(と、今でも信じてる。)
アホな中坊を悩殺するには充分だった。

 ほどなくアホな中坊は、”バリ伝”を愛読書とし、「裏六甲のウンチーニ」気分になっていた。
裏六甲には、父親の愛車”コロナ”でしか連れて行ってもらったことしかなかったが、そんなことはどうでも良かった。
漢字の試験で、「かたな」を「刃」としっかり間違えるアホな中坊ではあったが、GSX1100SとGSX750Sは間違えなかった。

そんな中坊も大きくなり(特に横方向に)、今や2台のカタナを所有するオニーサン(?)になりました。


では、オニーサンのカタナ紹介です。


外装換装前(赤/銀)


外装換装後(紺/銀)

 
 ’92 GSX1100SSL
 アニバーサリーの後に出た赤/銀。輸出最終仕様。
 
 SSLの銀キャブ仕様(SSL後期仕様)はとても貴重
 なので、この仕様のまま乗り続けます。
 オリジナルの味を残すためブレーキと、サス以外は
 ノーマル。コンディションは結構いいです。
 電気のトラブルが無いのがありがたい。
 「レンコン友の会」は事情により脱会しました。
 たけさん、スマン!

  ちょっと気分転換に外装を換装してみました。
 某所で物々交換により入手した紺銀の外装です。
 結構評判良いです。(本人は物足りないが)
 こうして見ると、ヨシムラ ドラッグサイクロンの
 2本出しがよく分かる。
 このマフラー、性能的にはノーマルよりチョイ上って
 程度ですが、スタイルがとても良い。
 特にカタナの場合タンデムステップが目立つので、
 普通の集合にすると、左側は間が抜けてしまうが、
 それをキリッと引き締めてくれます。


 ’82 GSX750S1
  国内仕様の750(1型)。
 
 エンジンは816ccになり、カムはヨシムラST-1に変更、
 フレームは19ヶ所補強、スイングアームにスタビ追加。
 キャブはFCR35で、マフラーはステンワンオフ。
 足周りは、前:89GSX-R1100、後:88GSX-R1100に換装。
 エンジンとフレームは違う車体からのニコイチ仕様で、
 外装も上の1100SSLから移植。もはやオリジナルの
 部品はメインハーネスだけとなってしまいました。
 そのせいか、最近、電気のトラブルが多いです。
 ウインカーが突然ハザードになったり、
 ライトが点滅して、勝手にパッシングします。
 たまに、高速道路で止まります。

 電気は分からん。