オオウラギンスジヒョウモン Argyronome ruslana (Motschulsky)





 中国山地を中心に分布する大型ヒョウモンチョウで、他の近似種に比べて若干発生時期が遅い。近年分布を拡大しているようで、かつてほとんど見られなかった沿岸部の低山地でも、姿を見るようになった。
 大型ヒョウモンチョウ類は、分布を拡大しているオオウラギンスジヒョウモンや、絶滅が心配されているオオウラギンヒョウモン、個体数が激減しているウラギンスジヒョウモンなど、近年個体数のブレが大きなグループといえる。こうしたブレがあるということは、このグループが環境変化に敏感な証拠なのかもしれない。

     [分 布]  北海道,本州,四国,九州

     [前翅長]  30〜41o

     [時 期]  6〜10月(年1回)

     [食餌植物]  スミレ類

     [越冬形態]  卵(卵内の1齢幼虫)または1齢幼虫