ハネビロトンボ Tramea virginia (Rambur)


 四国南部・九州南部以南にすむ南方系のトンボですが,飛翔力が強いためか,台風の後などによく西日本各地で記録される迷トンボです。広島県では過去に,東広島市,呉市,大野町で単発の記録があります。
この日,釣附海岸の埋立地は,昨日の雨で大きな水たまりができていました。そこに,シオカラトンボやギンヤンマが群れていたのですが,よく見ると初見のトンボが飛びながら産卵しています。羽の特徴からすぐにハネビロトンボとわかりましたが,ギンヤンマやシオカラトンボが追いかけるので,全く落ち着きがありません。何とか記録写真は撮れたのですが,このとおりピンボケでした。その後,採集しようとすると,上空高く舞い上がってそのまま姿を消しました。