コヤマトンボ Macromia amphigena amphigena Selys

  
2002年6月  広島県豊田郡川尻町               2000年2月 広島市安佐南区古川


本州から屋久島にかけて分布し,広島県でも沿岸部から中国山地にかけて広く分布しています。オオヤマトンボよりやや小型,オオヤマトンボが池などの止水域のすむのと違って,コヤマトンボは川など流水域に生息しています。
ヤゴは川で水生生物を探すと必ずといっていいくらい採れ,成虫も川の上をよく飛んでいます。しかしなかなかとまらず,ここに掲載した写真が初めて見つけた静止態です。


本などに掲載されている写真も,捕獲した後に枝などにとまらせいわゆる「やらせ」の写真がよくあります。ここでやらせの写真の見分け方をこっそりお教えします。やらせのトンボは,羽を水平に開いていない,尾がピンと張ってなくてダラリとしているなどの特徴があります。それからオニヤンマ,ヤマトンボ,ヤンマなどは枝にとまるとき水平にとまり,垂直にとまることはまずありません。つまり人が鉄棒を持つような姿勢にはならないと言うことです。
これは実際野外でトンボを見ている人はよくわかるのですが,プロの昆虫カメラマンでもよくこうした誤りをやっています。