オニヤンマ Anotogaster sieboldii (Selys)



広島県甲奴郡総領町黒目  2000年6月25日


広島県東広島市郷曽 2007年9月23日


 北海道から本州、四国、九州、南西諸島まで広く分布し、県内では中国山地から島嶼部まで広範囲に記録がある。平地や低山地の水のきれいな小さな流れで幼虫が育つ。
 日本に生息するトンボでは最大種で、黒地に黄色の斑紋や体型などから、他種との区別は容易である。
 最近、マスコミなどでオニヤンマが少なくなったと報道されることがあるが、こと広島県に限っていえば、少し増えているような感じがする。本種の幼虫は低山地のわき水が流れているようなところでよく見つかるが、あの大型の幼虫がこんな小さな流れの中でどのように餌を見つけて育つのか、いつも不思議に思っている。