発表会



今日は娘の歌の発表会
一昨年から声楽の基礎を習うようになって
発表会は2回目になる

以前
ピアノの発表会では非常に緊張し
ついに鼻血まで出してしまったこともあるほどだが
本人によると
「歌は楽しいしあまり緊張しない」という
とはいえ
十分今日も緊張していて
ところどころミスもあったが
楽しく歌えたのは本当に良かった



発表会といえば
以前は”衣装が大変”というイメージがあったのだが
この辺りではみんな結構ラフな感じで
普段着でそのまま来ました〜
というような人もいて
とっても気が楽だ

娘が今回着たのは
実は上下ともわたしの服
上のセーターは
昨年おばあちゃんが編んでくれたもの
下のスカートは
さすがに今ははき辛くなったミニスカート(笑)
どちらもぴったりで
背はまだ低いが
体格的には
わたしとほとんど変わらないのだと
こういう時にはあらためて実感する

歌った曲は
「レクイエム」と「翼をください」
一方はクラッシック
もう一方はフォークソングの組み合わせだが
どちらもその曲と歌詞のもつ重みを表現するには
当然ながら
まだまだ人生経験が足らない

こういう曲は
人生の挫折や悲しみといったものを経験しないと
その奥にあるものを理解できないので
ただ表面的に真似るだけになる

音楽は人の心にうったえかけるものだから
演奏者は
人の心を知らなくては
聞く者に感動がない

もちろん
今は子どもの発表会だから
ただ上手に弾けたね、歌えたね
それだけで十分
でも
いつか人の心をわかる人に成長して
教会の良き歌い手となってくれるようにと
これは親としての希望。。

舞台の前に並んでいるお花の鉢は
あとで参加者がそれぞれ好きなのをもらって帰る
前回は白いシクラメンだったが
今回はジャスミンを選んだ

実はわたしは以前からジャスミンが欲しいと思っていたのだが
そうとは知らない娘が
嬉しそうにジャスミンをかかえてきたのには驚いた
これは耐寒性がなく
室内での冬越しとなるので躊躇していた
それでなくても幾つかの鉢が部屋を占領しているのに
これ以上増えるのはどうも、、、
でも
今回のは娘がもらったので
自分で管理するだろう
白いシクラメンも
ちゃんと夏越しさせて花も咲かせたし

最近は欲しいと思っているものがよく手に入る
家庭菜園で作るブロッコリーをみんな喜んで食べるのだが
なにしろ規模が小さいので
どんどん食卓に上るには
とても生産が追いつかない
ところが
このところご近所などから
自家製のブロッコリーをよく頂く(今日も)
これはお金で買えない美味しさなのだ

こうして今日も
幸せな一日が終わる






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