よもぎにはまる




これは美味しそうな抹茶ケーキの生地♪
ではなくて
”よもぎ石けん”のタネ

石けん作りをする時いつも思うのが
「美味しそう。。。」
小さなお子さんがいらっしゃるお宅では
これはよほど注意しなければ大変危険
なにしろ中味は劇薬なのだから、、、

「触るなっていうからさわりたくなるんだよね〜」
こう言ううちの息子のようなタイプは特に要注意
そういえば以前夫も似たようなことを言っていた
この父と息子はいったいどこまで似ているのだろう(苦笑)

とはいえ
さすがの息子も今は大きくなったので
とんでもないことはしなくなった(多分)
これが小さい頃なら
石けん作りは無理だったかもしれない

息子が3歳の頃だったか
うちの小さな畑に小さな小さなスイカが一個できた
息子が見たら絶対につつくからと
夫は葉っぱで大事にかくした
さすがによくその心理を見抜いている(笑)

さて
「はなみずきの咲く頃よもぎ摘みに・・」
という予定通り
本日早朝よりまたまたスーパーの袋を持って出かける
はなみずきはまだ開きかけで
花は小さく、色も薄い
でもわたしはこのくらいの時が一番好きだ
花は満開よりも
3分咲き程度が最も上品だと思う

よもぎ石けんを作るためだけなら
よもぎはそんなにたくさん摘まなくてもいいのだが
今回は”よもぎ酢”も作りたいので
せっせと摘む

この”よもぎ酢”は決してわたしが飲むのではなく
虫除けのためバラに散布しようというもの
よもぎにはさまざまなパワーがあるらしい
先日ホームセンターに行ったら売っていたので
ちょっと作ってみようかというわけだ
とはいってもレシピはないので
自分で勝手に考える

まあ、とりあえずよもぎを食酢に漬けてみようか

とても”考えた”とはいえない安易な発想(笑)
しかし
健康食品の中に”酢大豆”とか”酢たまご”とかあるが
あれだってそのまま漬けただけだ
それでももう少し発展させて
焼酎に漬けたものも作ってみる

わたしは
「○○が××に効く」
といううたい文句に弱い
高価な健康食品を買おうという気はないが
自分で作れるものは試してみたくなる
とはいっても
マズイものはご免こうむりたい
”酢大豆”など考えただけでパスしたい

その点バラはなにをあげても文句を言わないので
次々怪しげなものを作ってはふりかけてみている
それが効いているのか
ただ単に耐えているのか
詳細は不明だが
今のところバラは全員元気に過ごしている

何を作るにしても
よもぎは特に嫌な臭いがしないので良い
先日アジのフライを作る際
頭と骨、内臓を生のままで黒砂糖に漬けておいたのが
水気がでて浸った状態になっている
このまま10日くらいおくと溶けるらしい
今のところは佃煮のような匂いがしている
もし失敗して腐ったら・・と思うとこわい
これも薄めてバラに散布する
本に載っているのだから枯れることはないと思うが
ちょっと勇気がいる

よもぎの次に目をつけているのがスギナ
これはすぐそこの線路脇にずらーっと生えている

自然の中には楽しむ材料があふれていて
当分退屈しそうにない(笑)






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