5月病
もうずいぶん前から
毎年5月になると
わたしは色々な体調不良を起こすようになった
しっしんやじんましんが出て
手足がひどくむくむ
一番気候の良いシーズンでありながら
どうしてこうなるのか原因はわからない
5年前
アレルギー性鼻炎から起こる副鼻腔炎の悪化で
鼻の手術を受ける事になった際
はじめて全身麻酔を経験したのだが
その麻酔のための精密検査も
受けるのははじめてだった
結果はすべて良好問題なし・・・の予定が
意外にも心電図でひっかかる
心臓の弁のうちひとつの機能があまりよろしくないとの事
K「日常生活はどうしたらいいのでしょうか」
Dr「あまり疲れないようにして下さい」
K「毎年春になると手足がむくむのですがこれが原因でしょうか」
Dr「そうとも限りません」
”とにかくどうしようもないから適当に暮らせ”
という意味だと解釈し
それ以上はなにも聞かなかった
というわけでそれ以後もなんら変わらない生活をしているが
ただひとつだけ
町民運動会のリレーに出るのだけはやめにした
これに命をかけるわけにはいかない(笑)
わたしのアレルギー症状はひどいらしいのだが
いまだに原因がわからない
検査をしても
何の反応も出てこないという
で、幸いな事には
多くの人が悩んでいる花粉症はない
一体何が原因なのかな・・・
でももしそれがわたしにとってとても好きな食べ物だったら
原因がそれとわかれば食べられなくなってしまう
だったら知らない方が幸せかも・・・
さて
昨日は予定通り母校のバザーのお手伝いに出かけた
降水確率90パーセントの予報にうんざりしていたら
朝起きると雨が上がっている
これだから先のことは心配しなくて良いんだなと
いつものことながらつくづく思う
5月にはいってからの体調不良はだんだん悪化し
前日からはまたひどくのどが痛い
つい2週間くらい前にものどが痛くて38度以上の熱が出た
またもや同じ気配がする
バザーのたこ焼き係は
焼くのかと思っていたら
たこ焼きの生地をつくる当番になった
一緒に担当するのは
保育園時代からの友だち
高校まではお互いの家を”別荘”と呼んで行き来し
人物の裏も表も知っている仲(笑)
いざ生地つくりをはじめたところ
最初の水の計り方から実に大ざっぱな彼女
このいいかげんさがとても心休まる
やっぱり彼女はいつまでもわたしの友達
もしわずかな誤差も許さないような人と組んだら
疲れ果てて
途中で熱が出ていたかもしれない(苦笑)
いやそのくらい本当に調子が悪くて
どうなることかと心配していたのだが
他のメンバーにも恵まれて
楽しく過ごせたのでよかった
その後
午後からの日曜聖会に出た時は
もうほとんど声が出なくなっていた
今朝からはどうも熱があるようなのだが
計らないことにしている
今日はどうしてもバラに肥料をやらなければ、、、
5月はバラのベストシーズン
この時のために一年間を費やしてきた
散る花びらを片付け
枯れた花を摘み取り
それぞれが最高に美しくあるために
毎日の作業は欠かせない
寝こんでいる場合ではないのだ
花は毎日変わり
その様を写真におさめる
毎晩おそくまで画像の整理をしていたりで
気がついたら最近の睡眠時間は5時間くらいになっている
5月だけは
一日が30時間あればいいのに・・・
バラのためには
どんなに体調が悪かろうがはってでも庭に出てくる
このバラにとりつかれた病を
『5月病』と呼ぶ事にする
”従来の5月病”とは特に縁のないわたしだが
こちらの病気はかなりの重症
それでも
原因不明の体調不良を憂いて過ごすよりは
ずっと健康的だと思っている
<目次