今週のみことば


2月9日

「イエスは自分を信じたユダヤ人たちに言われた
『もしわたしの言葉のうちにとどまっておるなら
あなたがたは、ほんとうにわたしの弟子なのである
また真理を知るであろう
そして、真理は、あなたがたに自由を得させるであろう』」
(ヨハネによる福音書8章31-32節)


神ご自身が、救い主として
人間の肉体をもって生まれてきたのがイエスであり
そのイエスの言葉を信じることで
真理=神を知ることができるのですが
イエスを神だとは信じられないユダヤ人は
なかなかイエスの言葉を受け入れることはできませんでした

もしイエスの言葉を信じるならば
真理=神を知り、自由を得るものとなる
この約束は
現在のわたしたちにも等しく与えられたものです

かくして
イエスの言葉(聖書のみことば)を信じる信仰により
それまで持っていた世の価値観(お金や名誉を第一とする)から
神の価値観へと意識が変われば
がんじがらめになっていたものから解き放たれ
自由に生きることができるようになるのです

世の価値観にがんじがらめになっている状態を
聖書では「奴隷」と表現しています
しかし
それを実際の意味での奴隷だと勘違いしたユダヤ人たちは
自分たちは奴隷になどなったことはないと反論します
ところが
神の側から見れば
自分たちは律法を守って正しく生きていると自負する彼らは
口では神よ神よと言いつつも
心の中では自分に栄光を帰そうとしているのであり
神よりも人に誉められることを望み
本当の意味での自由を得ていない状態なのです
つまり、その状態が奴隷なわけです

イエスは神でありながら
自分に栄光を帰そうとはされませんでした
人間としてのイエスがどのように歩まれたかということは
ひとつひとつがわたしたちが生きる上での模範となります
クリスチャンとは
そのイエスが歩まれた足跡を追いながら
それまで自分をしばっていた縄から解き放たれる道を歩む者です

「あらゆる良い贈り物、あらゆる完全な賜物は
上から、光の父から下ってくる
父には、変化とか回転の影とかいうものはない」
(ヤコブの手紙1章17節)


すべての幸いの元となってくださる神は
永遠に変わることがありません
真理とは不変のものです
しかし
人の価値観や思想は時代と共に変化します
そして
そういうものに振り回されていると
結果的にどんどん物事は上手くいかなくなり
本当の幸いを得ることができなくなってしまうのです

「さて兄弟たちよ、あなたがたに勧告する
あなたがたが学んだ教えにそむいて分裂を引き起こし
つまづきを与える人々を警戒し、かつ彼らから遠ざかるがよい
なぜなら、こうした人々は
わたしたちの主キリストに仕えないで
自分の腹につかえ
そして甘言と美辞とをもって
純朴な人々の心をあざむく者どもだからである」
(ローマ人への手紙16章17-18節)


イエス之直弟子たちが伝道していた時代の教会でも
すでにこのような間違った教えの風が吹いていました
それは
その心が神に向いておらず
自分の腹を満たすことを第一に考えている人々がいたからです
そして
純粋な人々は彼らに惑わされていましたから
そういう者からは遠ざかるようにとの勧告があったのです

自分の腹、つまり欲は
人間が誰でも持っている弱い部分です
それを自分の力だけで制していくことはできません
だからこそ神の救いが与えられているのであり
絶対的な神の力の前に
わたしたちは自分の弱さを悔いて
正しく導かれるようにと祈って進んでいくわけです

神に対して心を開き
その言葉を聞き、従っていくと
大切なことが何なのかがわかるようになってきます
人は誰でも
ああすればいいか、こうすればいいかと
色々方法を考えますが
本当に今しなければならないことや
自分の本業や本来の使命が何なのかを
まず第一に考えなくてはなりません

それが、もし自分の面子に従うならば
しなくてもいいことに一生懸命になったり
しなくてはならないことが後回しになったり
すべてが後手後手にまわって
なかなか良い結果に結びついていかないものです

わたしたちが生きていく上での大切な指針が
聖書には記されています
目新しいものに人は飛びついていきがちですが
聖書はいつの時代も変わりません
そして
そこに記された教えを
わたしたちは間違いなく受け取り
正しく伝えていく使命をおっているのです

「あなたがたはよく走り続けてきたのに
だれが邪魔をして真理にそむかせたのか
そのような勧誘は
あなたがたを召されたかたから出たものではない
少しのパン種でも
粉のかたまり全体をふくらませる」
(ガラテヤ人への手紙5章7-9節)


わたしたちの周りには
真理からはずれた思想がたくさん存在しています
そういうものに惑わされないために
最も大切なのは聖書の教えから離れないようにすることです
だからこそ
聖書に記されていることについては
人が勝手な考えでその内容を変えることは許されません
心の中に少しでも間違ったものが入り込んでくれば
それはたちまちふくらんで
やがて全体を支配するほどになっていくでしょう

わたしたちの現実の生活には
さまざまな悩みや苦しみがありますが
そういう暗い中にあっても
なお神よりの光を与えられて歩む人生には
つまづくことも迷うこともありません

闇雲に動いて事態を悪くすることがないように
祈って物事の順序を冷静に判断していきましょう
自分の力を過信することなく
神の価値観を第一とし
すべての栄光を神に帰して進んでいきたいものです

「しかし、わたしたちを愛して下さったかたによって
わたしたちは
これらすべての事において勝ち得て余りがある
わたしは確信する
死も生も、天使も支配者も、現在のものも将来のものも
力あるものも、高いものも深いものも、その他どんな被造物も
わたしたちの主キリスト・イエスにおける神の愛から
わたしたちを引き離すことはできないのである」
(ローマ人への手紙8章37-39節)


わたしたちの身の上にどのようなことがあろうとも
それによってわたしたちがダメになってしまうことはありません
どんな苦しい戦いに見えても
結果的には勝ち得てなおかつ余りがあるとの約束があります
このみことばを信じ
すべてのことを神にゆだね
本当の平安を得て歩んでいきましょう



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