今週のみことば


12月26日

「ある者は戦車を誇り
ある者は馬を誇る
しかしわれらは
われらの神、主のみ名を誇る」

(詩篇20篇7節)


このみことばから始まった2009年も
最後の安息日を迎えるに至りました

『罪とがを許され神の子となりたる』の賛美の中で3節に

主のものとせられし わがみこそさちなれ
感謝なき日はなく 賛美なき夜もなし
日もすがらあかしせん 夜もすがら主をほめん
みすくいはたえなり みすくいはくすしと

と歌われる如く
救いを受け、罪許されて日々平安のうちに生きる者とされたことに感謝し
その生き様をもって神の証をすることができますようにと
年の瀬にあたり、心新たに教えられていきたいものです

神の証をすることは
けっして自分がやってやると意気込んでいくものではありません
ただ平凡な毎日であっても
あるいは試練の中にあっても
人の力では得られない神よりの平安を得ながら
神と共に歩む姿を人の前に現していくことこそ
神を証する生き方になるのです

飼う者のいない羊のようにさまよう人々が
聖霊の導きによって正しい方向へと歩んでいく
それがクリスチャンの生き方であり
自分が少しずつでも変わっていけるように
どう生きるべきかを神の前に出て教えられるために礼拝に集います

ただ自分で聖書を読むだけでは
具体的に何をどう教えられるのかがわからないままで
クリスチャンとしての成長も中途半端ですから
それぞれの置かれた状況に応じて
できるだけ教会に集う機会を持つように
新しい年も努めてまいりましょう

聖書の時代の戦いにあっては
常識的には「戦車や馬」の数が重要視されるように
現代社会の一般的な価値観においても
お金や地位や名誉といったものが重要視されており
それらがそろえば万能であるかのごとく信じている人も少なくありません

ところが現実の人生の戦いにおいては
お金や地位などは一時的な助けとなっても根本的な助けにはならず
それらに寄り頼む生き方では
結果的には絶望へと導かれてしまうのです

今わたしたちは何も持たない者であるかも知れませんが
こうして神を信じ、イエスの御名を誇りにして生きることで多くの希望を得
その希望ある生き方を堂々と世に示しながら
今年も感謝のうちに終わりを迎えてまいります

救われた身ではあっても
知らず知らずのうちに、あるいは知っていながらでも
さまざまな間違いをおかしつつ
それでもすべて神に許されてこの一年も過ぎてきました
日々の歩みを許されていることに感謝し
その恵みに報いるべく
心新たに新しい年を迎えていきたいものです




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