今週のみことば
1月2日
〜2010年の聖言〜 然るときわが霊魂はエホバによりてよろこび その救いをもて楽しまん (詩篇35篇9節) |
今年当教会に与えられた年頭のみことばは上記の通りです
これを口語訳にすると
「そのときわが魂は主によって喜び
その救いをもって楽しむでしょう」
とありますが
ここ詩篇35篇においては
戦いの連続で追い詰められたダビデが
ただひたすら神に助けを求める祈りが歌われています
「主よ、わたしと争う者とあらそい
わたしと戦う者と戦ってください」(1節)
かつて、少年時代にペリシテ人の大男ゴリアテを倒したダビデは
常に神に希望を置き
常識的には到底勝てそうもない不利な戦いであっても
常に神に信頼し、寄り頼むことで勝利を得てきました
「ダビデはペリシテ人に言った
『おまえはつるぎと、やりと、投げやりをもって
わたしに向かってくるがよ
わたしは万軍の主の名
すなわち、おまえがいどんだ、イスラエル軍の神の名によって
おまえに立ち向かう』」
(サムエル記上17章45節)
ダビデにとっての頼みは万軍の神の名です
文字通り、大人と子どもほどの差があるダビデとゴリアテでしたが
ダビデは剣や槍ではなく、ひとつの石でゴリアテを倒しました
この明らかな力関係と武器の差こそ
神の力がいかなるものかを証するものでした
人生にあって
わたしたちにはそれぞれ生きていく上での”戦い”があります
目の前の敵(問題)はゴリアテのようにあまりに大きくて
とても勝てそうもないと思われるかもしれません
しかし、神により頼む人には確かな希望があります
「われらは主の聖なるみ名に信頼するがゆえに
われらの心は主にあって喜ぶ」
(詩篇33篇21節)
「しかしわたしはあなたのいつくしみに信頼し
わたしに心はあなたの救いを喜びます」
(詩篇13篇5節)
「主は心の砕けた者に近く
たましいの悔いくずおれた者を救われる
正しい者には災いが多い
しかし、主はすべてその中から彼を助け出される」
(詩篇34篇18-19節)
どんな苦しいところにおかれても
神を心から信頼する信仰から希望が与えられ
神よりの救いを得て感謝し、喜ぶ日々でありますように
そして
神の助けを喜び、恵みを楽しんでいくことができる幸いを
この身をもって多くの人に証する一年でありますように
心新たに一年を歩みだしてまいりましょう
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