今週のみことば


7月10日


「まことに、主よ、あなたはわたしのともし火
わが神はわたしの闇を照らされる
まことに、あなたによって、わたしは敵軍をふみ滅ぼし
わが神によって石垣を飛び越えることができる
この神こそ、その道は非のうちどころなく
主の約束は真実である
彼はすべて彼により頼む者の盾である
主のほか、だれが神か
われらの神のほか、だれが岩であるか」
(サムエル記下22章29-32節)

人生には多くの戦い(問題、試練)があり
嬉しい時や楽しい時はそんなにないようにも思えます
しかし、すべては神のご計画のうちにあることですから
その中にあってなお神を信じ
みことばに従って正しい道を歩もうとするならば
必ず幸いへと導かれていきます

息苦しくなれば自然と一生懸命呼吸しようとするように
わたしたちは神に希望をおいて
何とか試練を乗り越えさせていただきたいと祈ります
人生はあきらめたらおしまいですから
こうしてみことばを頼りに
どんな状況からも立ち上がろうとするその背中を
神はちゃんと後押ししてくださるのです

暗闇の中にいると
ほんの小さな明りにもホッとするもので
人生に常に神のともし火があれば
平安が与えられます
しかし
そのともし火を求めず、暗闇を愛する人は
サタンに魅入られ
人生をあきらめてしまう方向へ進んでしまいます

「油断することなく、あなたの心を守れ
命の泉は、これから流れ出るからである」
(箴言4章23節)


人間は感情を持っているので
人によって感じ方も好みも異なり
そこから生まれる争いごとも絶えません
成長する過程、境遇によって
その心は悪くなり、すさんでしまう事も多々あります

心のすさんだ人たちは
神を信じることをバカにしますが
そのような人々の中にあっても神を見上げていき
また
わたしたち自身その心がすさんでしまわないように
神に対する思いをしっかり守っていくことが大切です
その心があるならば
どんなところに置かれても必ず生きていけるからです

「人は心に自分の道を考え計る
しかし、その歩みを導く者は主である」
(箴言16章9節)

「人が見て自分で正しいとする道があり
その終りはついに死にいたる道となるものがある」
(箴言16章25節)


人はそれぞれ、どうすれば自分が成功して幸せになるかを
自ら考えるものですが
その考え方もそれぞれ異なり
ある人は欲望に走ってバクチのような道を歩み
またある人は失敗を恐れるがあまり
自分を狭い考えの中に押し込めようとしてしまいます
どちらにしても
それは人の心から出たもので
神のご計画からはかけ離れていると思われます

せっかくの人生が台無しになってしまわないように
今一度、その心が神に向いているかどうか省みて
正しい道を選択していきましょう

色んな戦いがあっても
神にあれば必ず勝つことができます
あの人がああ言ったこう言ったといった類のトラブルも
その戦いに囚われ、のめりこんでいくと
やがてサタンのとりこになってしまいますし
ただ恐れて逃げてばかりでも道は開けていきません

迷っている人から
「この道は神の御旨かどうか」と
問われることも多いのですが
こういう、いわば占いに頼るような感覚ではなく
神の側に立ってものごとを見る感覚を養うことが重要
神に従っていれば
自ずと御旨の道を歩むことができます

大切なのは
物事を正しく見る目が養われること
聖書を読み、みことばから教えられ
神の御心の如何にを悟り
それを人生に反映することができますように

ただ単に、聖書を何度読んだとか
みことばをいくつ知っているかが重要なのではなく
それがあなたの人生にどう生かされているのかが大切なのです

これからの人生が素晴らしくなるように
なおいっそう神を信じて頼って
それぞれの歩むべき道に踏み出していきましょう



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