今週のみことば


9月8日


「アポロがコリントにいた時、パウロは奥地をとおってエペソにきた
そして、ある弟子たちに出会って、彼らに
『あなたがたは、信仰にはいった時に、聖霊を受けたのか』
と尋ねたところ
『いいえ、聖霊なるものがあることさえ、聞いたことがありません』と答えた
『では、だれの名によってバプテスマを受けたのか』と彼が聞くと
彼らは『ヨハネの名によるバプテスマを受けました』と答えた
そこで、パウロが言った
『ヨハネは悔い改めのバプテスマを授けたが
それによって、自分のあとに来るかた
すなわち、イエスを信じるように人々に勧めたのである』
人々はこれを聞いて、主イエスの名によるバプテスマを受けた
そして、パウロが彼らの上に手を置くと、聖霊が彼らにくだり
それから彼らは異言を語ったり、預言をしたりし出した
その人たちはみんなで12人ほどであった」
(使徒行伝19章1-7節)


この頃、エペソでは
まだイエスの名による救いが伝えられておらず
人々はヨハネの名による洗礼を受けていただけでした
ヨハネは、自分のあとから来るイエスを信じるように伝え
律法(おきて)の時代が終わり
イエスの名による救いの時代へと切り替えるための洗礼を施していたのです
パウロの勧めを聞き入れてイエスの名による洗礼を受けた人々は
更に聖霊も受けて異言を語り始めました

それからパウロは2年間というもの
会堂にて毎日イエスの福音を語り続け
その間には
パウロを通して神の奇跡が次々なされていきます
すると
ユダヤ人のまじない師や祭司長の息子たちが
パウロのまねをして
イエスの名を用いて悪霊を追い出そうとしたしたところ
悪霊は
『イエスもパウロも知っているがお前は誰だ?』と言って
その悪霊にとりつかれている人を暴れさせ
まじない師たちはみな痛めつけられて逃げ出しました

悪霊は、ちゃんと真の神を知っていますから
イエスを恐れていますし
パウロがイエスから力を与えられていることもわかっています
しかし
イエスを信じていない者がまねごとをしてもダメなのだということが
ここではっきりと明らかになったため
エペソに住むユダヤ人やギリシャ人は恐れてイエスの名をあがめ
魔術を行っていた者は魔術の本を焼き捨てるなどして
多くの人々が信者となっていきました

「エルサレムにいる使徒たちは
サマリヤの人々が、神の言を受け入れたと聞いて
ペテロとヨハネとを、そこにつかわした
ふたりはサマリヤに下って行って
みんなが聖霊を受けるようにと、彼らのために祈った
それは、彼らはただ主イエスの名によってバプテスマを受けていただけで
聖霊はまだ誰にも下っていなかったからである
そこで、ふたりが手を彼らの上においたところ、彼らは聖霊を受けた」
(使徒行伝8章14-17節)


こうして
人々の間に聖霊が下っていくわけですが
その様子を見ていたシモンは
自分が手を置いても聖霊が授けられるようにと
その力をお金で買おうとします
これに対してペテロは
『神の賜物が金で得られると思っているのか』と厳しく叱責するのでした

「このイエスこそは
”あなたがた家造りらに捨てられたが、隅のかしら石となった石”なのである
この人による以外に救いはない
わたしたちを救いうる名は、これを別にしては
天下のだれにも与えられていないからである」
(使徒行伝4章11-12節)


「するとペテロが答えた
『悔い改めなさい。そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために
イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい
そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けるであろう」
(使徒行伝2章38節)


イエスこそがキリスト(救い主)であり
イエスの名による救い以外に救いはないのだと
使徒たちは各地で伝えて回ります
その間にはさまざまな奇跡も起こったので
多くの人が信じていきました

人々の目には
ペテロやパウロを通して行われる奇跡は
いかにも彼ら自身に力があるように見えたことでしょう
だからこそ
その力をまねようとしたり
お金で買おうとしたりする者も現れたのです

しかし
彼らを用いた神であるイエスご自身を信じ、その救いに与らなければ
誰も用いられはしません
では、その用いられる人が特別素晴らしいのかといえば
ペテロは、イエスの十字架を前にしてイエスを否定していた弱い者ですし
パウロにいたってはイエスを信じる者たちを激しく迫害していた者です
そんな彼らが
これほどまでに用いられる存在になるということは
弱い私たちもまた、イエスを信じ、その名による救いを受けることで
各々がどんなにか素晴らしい働きをする者となっていくか
計り知れない存在なのです

ところが
サタンが人の心を惑わしにやってくるため
正しい道を歩もうとしていても、間違った方向へと進んでしまうかもしれません
それは
その人の心の中に「自分はこうだ」と決め付けたものがあるからで
自分の考え方を変えない限りは
自分自身が変われないのです

人間は近くに居る人に影響されます
特に親の影響は強く、間違ったものも引き継いでしまうので
それらを切り離すためには
神の力が必要です
そして、新たに神を見本とし
イエスに似る者として
平安のうちに、良心を保ち、愛をもって生きる生き方を教えられ
更には
もう間違った道に引きずられていかないように
神から離れないようにすることが大切です

神から離れて
自分を正しく導いてくれる者をさがしても
完全に正しい存在はどこにもいません
ましてや、自分を信じたところで
どうやって確実なものをつかんでいけるでしょうか

さまざまな不安のある世の中ですが
神によって人生の恵みの秘訣を知っていれば
何も恐れることはありません

どんな人でも変わらせてくださる神を信じ
その道に進んで
幸いな日々を送ることができますように



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