今週のみことば
9月13日
「万物の終りが近づいている
だから、心を確かにし、身を慎んで、努めて祈りなさい
何よりもまず、互いの愛を熱く保ちなさい
愛は多くの罪をおおうものである
不平を言わずに、互いにもてなし合いなさい
あなたがたは、それぞれ賜物をいただいているのだから
神のさまざまな恵みの良き管理人として
それをお互いのために役立てるべきである
語る者は、神の御言を語る者にふさわしく語り
奉仕する者は、神から賜る力による者にふさわしく奉仕すべきである
それは、すべてのことにおいてイエス・キリストによって
神があがめられるためである
栄光と力とが世々限りなく、彼にあるように、アーメン」
(ペテロの第一の手紙4章7-11節)
ここでは、”人との交わり方”について
クリスチャンのあるべき姿が語られています
ここで最も大切なのは
”愛”を保つこと
そして、愛は神ご自身です
”愛は多くの罪をおおう”とあるように
神の愛によって救いの道が与えられ
こうして洗礼と聖霊により新たに生まれ変わったのですから
お互い愛をもってふれあっていくよう
心がけて行きましょう
その際には、みな神よりいただいている”賜物”を生かして
神の言葉を語るにしても、奉仕するにしても
場をわきまえ、相手への配慮を忘れず
自分が人から格好よく見られることよりも
神がどう思われるかを考えることが大切です
そうでなければ
もし奉仕したとしても
自分の栄光を求めていくことになるでしょう
すべてのことは神の御旨でなされると信じ
自分が自分がと自己主張するよりも
神がこの先どうして下さるのかを見ていく
これが”おまかせ”して”従って”いくということです
「あなたがたは、真理に従うことによって、たましいをきよめ
偽りのない兄弟愛をいだくに至ったのであるから
互いに心から熱く愛し合いなさい
あなたがたが新たに生まれたのは、朽ちる種からではなく
朽ちない種から、すなわち、神の変わることのない生ける御言によったのである」
(ペテロの第一の手紙1章22-23節)
洗礼のバプテスマを受け、全身を洗うことにより
天国に入るにかなう者とされながら
なお世をふり返り、真理の道から離れていく人があるなら
その人をまた神へと導くのは愛のなせるわざ
愛はたましいを死から救い出し
多くの罪をおおうものですから
お互いが愛を保ち、助け合って生きることはとても重要なのです
「わたしの兄弟たちよ
あなたがたのうち、真理の道から踏み迷う者があり
だれかが彼を引きもどすなら
かように罪人を迷いの道から引き戻す人は、そのたましいを死から救い出し
かつ、多くの罪をおおうものであることを、知るべきである」
(ヤコブの手紙5章19-20節)
愛である神イエスご自身がどのようにして人を救うのか
それは”宣教の愚かさ”によるのだと記されています
「この世は、自分の知恵によって神を認めるに至らなかった
それは、神の知恵にかなっている
そこで神は、宣教の愚かさによって
信じる者を救うこととされたのである」
(コリント人への第一の手紙1章21節)
この救いは
ただイエスを信じて洗礼と聖霊を受けることによって与えられるので
何か大それた修行や知識を要する教えに比べて
信じない人々からは”愚か”であるとされました
それでも、この”宣教の愚かさ”をもって救われたクリスチャンは
誰が何と言おうが
生ける神の言葉によって救われたのです
そして、祈りという武器をもってこの世の戦いを戦っていくのでした
創世記19章には
神の言葉に従って、ソドム・ゴモラを後にするロトとその家族のことが記されています
逃げる際には「後ろをふりかえって見てはならない」と告げられたにも関わらず
ロトの妻は滅び行く町を振りかえり、塩の柱になってしまいました
神の大きな愛によって救われた後は
ひとりひとり神から与えられている賜物を正しく生かしながら
決して世の中のものをあてにせず(世をふりかえらず)
神の恵みを頼りにして生きていきます
復活の力をもって人を導く神にすべてをまかせ
お互いの間に愛を保ち、信頼関係を築いて
穏やかな日々を送って行くことができますように
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