今週のみことば


1月3日


〜2015年の聖言〜

なんぢら優れたる賜物を慕へ
而して我さらに善き道を示さん


(コリント前書12章31節)



今年当教会に与えられた年頭のみことばは上記の通りです
(口語訳では以下のとおり)
「あなたがたは、更に大いなる賜物を得ようと熱心に努めなさい
そこで、わたしは最もすぐれた道をあなたがたに示そう」


ここに「優れたる賜物」「更に大いなる賜物」と表現されるところの
「最高の賜物」とは
愛なる神であるイエス・キリストを表しています

そして
イエスを信じ、その愛を慕い求めて行く者には
「善き道」「最もすぐれた道」
すなわち
「救いの道」が開かれ
それが完成されるように更に道は示されていくのです

この12章12節からは
キリストによって一つの体となるべく救われたクリスチャンが
それぞれ手足、あるいは目や鼻、もしくは見えない部分であるなど
各々がすべて体を構成するに必要な部分として置かれている
と記されています

「もし一つの肢体が悩めば、ほかの肢体もみな共に悩み
一つの肢体が尊ばれると、ほかの肢体もみな共に喜ぶ
あなたがたはキリストのからだであり、ひとりびとりはその肢体である」
(コリント人への第一の手紙12章26-27節)


このように
それぞれの肢体が「互いにいたわり合うため」に
神は、どの部分にも優劣をつけず
どの部分も重要な存在として体を組み立てられました

また、28節からは
教会の中におけるひとりひとりの役割(賜物)についても
みんなが同じものを与えられているわけではないと記され
目立つ人や目立たない人があって
そこで適切に用いられることで
みな役に立っていることが教えられています

「賜物」というと、目立つものが欲しいと思うかもしれませんが
世の中ですべての人が表に見えることはなくても
裏で支える力が不可欠であることに心をとめて
自分に与えられた「賜物」を生かしていく道を
歩むことができる人は幸いです

「最高の賜物」である神より与えられた自分の「賜物」が
それぞれ置かれたところで最高に用いられますようにと祈り
そのようにして下さる愛の神が示す「善き道」に従って
さらに「賜物」が大きく花開いていくように努め
幸いな一年を過ごしていきましょう



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