今週のみことば
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11月4日
「わが子ソロモンよ
この父の神を認め
全き心と喜びの魂をもって
その神に仕えよ
主はすべての心を探り
すべての考えの奥底まで
見抜かれるからである
もし主を求めるならば
主はあなたに御自身を現してくださる
もし主を捨てるならば
主はあなたを
とこしえに拒み続けられる
今、よく考えよ
主は聖所とすべき家を建てるために
あなたを選ばれた
勇気をもって行え」
(歴代誌上28章9-10節))
いよいよ神殿建築を始めるにあたり
ダビデはイスラエルの長たる者を
すべてエルサレムに集め
これから神殿建築に着手することと
その役割はダビデではなく
ソロモンが担うことを宣言しました
そして
ソロモンに対しては
”神に選ばれた者”としての
大切な心得を説くのです
ここでは
「もし主を求めるならば」と
「もし主を捨てるならば」の
二つの選択肢があるのは
”神に選ばれた者”であっても
神を捨てる人もあるということです
この神殿建築の宣言の中でダビデは
イスラエルの指導者が
ユダ族の中のダビデの父の家から出ることも
更にはダビデの息子ソロモンが
次の王となることも
すべては神の選びによるのだと語っています
更にダビデは
神に示されて作った神殿の設計図をソロモンに渡し
彼を励ましてこう告げました
「勇気を持って雄々しく実行せよ
恐れてはならない
おじけてはならない
わたしの神、神なる主はあなたと共にいて
決してあなたを離れず、捨て置かず
主の神殿に奉仕する職務を
ことごとく果させてくださるからである」
(20節)
また
この神殿建築には
”知恵のある献身的な働き手”がそろっていることも告げ
ソロモンが勇気(信仰)を持って踏み出しさえすれば
すべてのことに神の後押しがあって
必ず上手くいくのだと教えたのです
わたしたちクリスチャンは
人生の様々な所で神に出会い
救われて今日があります
その”神との出会い”は
”神の選び”によるものであり
わたしたちがいつまでも
神と出会ったことを大切にしていくのかどうか
その心はいつも見られています
そして人生において様々な問題が起きる時
わたしたちはどこまで
この”神との出会い”を大切にしていけるのでしょうか
人は”愛するもの”に心を支配されるので
神以外のものを愛するようになると
何が一番大切かが分からなくなります
こうして自ら神から離れて行くことで
人生が上手くいかなくなると
今度は「神から見捨てられた」と言うのですが
上記のみことばには
神を求める人は必ず神が近くにあって助けてくださり
神を捨てる人は神から拒まれるとありますから
まずは自分の心がどこに向いているのか
冷静に省みることが大切です
かつては神を愛していたはずの人でも
お金が一番大切になる人もいます
また
自分の地位や名誉が大切で
自分が崇められることを求める人もあるでしょう
更には
ダビデからこれほど
神を愛すべきことを教えられたソロモンでも
女性の機嫌を取るために
偶像に身をかがめるようになってしまいました
こうして人は簡単に心変りをして
神から離れて行くのです
信仰生活とは
どんな時も
「神がついていてくださるから大丈夫」と思い
大変な時ほどいかに神に近づくかを考え
人生にあって一番大切なものは何かを忘れずに生きる
そういう生き方の実践です
神は心の奥底まで見抜かれる方
それを心に留めて
改めて出会いの日を思い出し
ここまでの道のりを思い出して
感謝と共に
それぞれの新しい問題に向かって
勇気を持って踏み出していきたいものです
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