今週のみことば
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12月23日
「もしあなたたちが背を向け
わたしの授けた掟と戒めを捨て
他の神々のもとに行って仕え
それにひれ伏すなら
わたしは与えた土地から彼らを抜き取り
わたしの名のために聖別したこの神殿も
わたしの前から投げ捨てる
こうしてそれは諸国民の中で
物笑いとあざけりの的となる」
(歴代誌下7章19-20節)
このみことばは
ソロモンの神殿と王宮が完成したその夜
神がソロモンに現れて告げたものです
15‐16節に
「今後この所でささげられる祈りに
わたしの目を向け、耳を傾ける
今後、わたしはこの神殿を選んで聖別し
そこにわたしの名をいつまでもとどめる」
と記されているように
神はソロモン王とイスラエルの民への
祝福を約束をされましたが
これはあくまでも彼らが
神の掟と定めを守り
けっして他の神々に仕えないことが前提でした
しかし
もしそれが守られないときは
「わたしは与えた土地から彼らを抜き取る」
すなわち
土地から抜かれた作物は枯れる→祝福を失う
というのです
これだけ聞けば
神さまはとても厳しい方だと思うかもしれませんが
人の心が神に向くも向かないも
それはすべて人が決めるのだと思えば
自分で選んだ道の責任は
自分にあるとわかるでしょう
人間には
多くの「主」があり
神以外のもの(お金や人の権力など)が
「主」になることは多いものです
そして
神以外の「主」を重視し
お金を恐れ、人を恐れて
それに従って生きると決めるのは
誰かにそのようにさせられるのではなく
自分自身が選んでそうするのです
このように
信仰を邪魔するものは
他人ではなく
環境や境遇でもなく
自分自身であること
すなわち
自分の考えが「主」になることから起こるのだと
クリスチャンは自覚しなくてはなりません
心から神を畏れ敬い
自分の思いではなく
神がどのように導くのかを第一に考える
そのためにわたしたちは祈り
正しい道を求めていくことができますように
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