今週のみことば
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7月29日

「アハブのように、主の目に悪とされることに
身をゆだねた者はいなかった
彼は
その妻イゼベルにそそのかされたのである
彼は、主が
イスラエルの人々の前から追い払われた
アモリ人と全く同じように偶像に仕え
はなはだしく忌まわしいことを行った」
(列王記上21章25-26節)

アハブ王は
宮殿のそばにあるぶどう畑を買って
菜園にしたいと考え
土地の所有者であるナボトに
話をもちかけました
ところがナボトは
『先祖から伝わる嗣業の土地を
譲ることはできない』
と言って断ったので
アハブは大いに腹を立てました

アハブが荒れているのを見た妻イゼベルは
王の権力を利用してナボトをおとしいれようと
ならず者に『ナボトが神と王を呪った』と
ウソの証言をさせ
その町の長老や貴族たちにも命令して
ついにナボトを
石打ちの刑にしてしまうのです

ナボトの死後
アハブは彼の土地を手に入れようと出かけると
そこへエリヤがつかわされ
アハブに対して預言をしました
『あなたは人を殺したうえに
その人の所有物を
自分のものにしようとするのか
主はこう言われる
犬の群れがナボトの血をなめたその場所で
あなたの血を犬の群れがなめることになる』
(19節)

更にエリヤは
これからアハブの家に
大変な災いが起こることを伝えたので
アハブは恐れて衣を裂き
粗布を身にまとって断食し
神の前に悔い改めました
すると神は彼のへりくだった心を見て
彼が生きている間は
災いを下さないと約束されます
ただし、災いそのものがなくなったのではなく
アハブの子どもの時代になってからくだす・・と
その時期が先延ばしになったということでした

そもそもこの災いは
アハブが神に従わず
偶像に心を寄せていたために
招いたものです
神に従わない人は
神の心を理解できません
アハブは
神に忠実なナボトが
なぜ土地を譲ろうとしないのか
その心が分かっていませんでした
ナボトにとっては
神から頂いた大切な嗣業の土地
『それを譲るなど
主にかけてわたしにはできません』と
王に対してナボトははっきり告げたのですが
アハブはただ
自分の欲しか頭になかったのです
そんなアハブを妻イゼベルはそそのかし
ついにナボトは
無実の罪で殺されてしまいました

自分が欲しいと思うものを手に入れるためには
人を犠牲にしてもなんとも思わない
そのような悪い心は
神から出たものではありません
偶像に仕え
サタンに心が支配されているイゼベルは
ナボトに対する思いやりのかけらもなく
悪知恵を使ってナボトをおとしいれるのです
そして
そんなイゼベルにそそのかされるアハブも
神に心が向いていないからこそ
そのような悪巧みに
そそのかされてしまうのでした

神がなぜ
しつこく偶像に仕えてはならないと命じるのか
その答えがここにあります
偶像に心が向くということは
すなわち神から心が離れるということ
そして
偶像からは悪い知恵が出てきて
それに人はそそのかされてしまいます
その結果
自らが滅びを招いていることも
もはやわからなくなってしまうのです

人はその心の持ち方、向く方向で
考え方や行動が変わります
物事を正しく受け止め
正しく行動するためには
必ず神が必要であり
神の考え方に立って毅然としていれば
心は揺れず、迷うこともありません
これを
「神を土台にした生き方」と言います

一方
世の中にはいつも人をだます存在があって
これに惑わされ、踊らされると
自分が一番おろかなことをしていることに気づかず
災いにあってはじめて気づいても
もうとりかえしがつかないのです

それにしても
イスラエルの王であるアハブは
すでに多くの物を所有していたはずですが
ナボトのぶどう畑が手に入らないだけで
なぜあのようにふて腐れたのでしょう?
それは
人の欲はきりがないので
そこに神の心がなければ
感謝の心もなく
何かが足らない足らないと
いつも満足できない日々だったから
ではないでしょうか
そして
自分の欲を満足させるためには
手段を選ばないというように
神の心を持たない人は
自らどんどん荒んでいくのです

「わたしを『主よ主よ』と呼びながら
なぜわたしの言うことを行わないのか
わたしのもとに来て、わたしの言葉を聞き
それを行う人が皆
どんな人に似ているかを示そう
それは、地面を深く掘り下げ
岩の上に土台を置いて家を建てた人に似ている
洪水になって川の水がその家に押し寄せたが
しっかり建ててあったので
揺り動かすことができなかった
しかし、聞いても行わない者は
土台なしで地面に家を建てた人に似ている
川の水が押し寄せると、家はたちまち倒れ
その壊れ方はひどかった」
(ルカによる福音書6章46-49節)

「真の命を得るために
未来に備えて自分のために
堅固な基礎を築くように」
(テモテへの第一の手紙6章19節)


人生の基礎を神に置き
何が正しいかを知って
何者にも惑わされない人生を
送っていくことができますように


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