今週のみことば


1月6日
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〜2018年の聖言〜

汝等その労の
主にありて空しからぬを知ればなり


(コリント前書15章58節後半)



今年当教会に与えられた年頭のみことばは上記の通りです

この15節全文の口語訳は
「わたしの愛する兄弟たち、こういうわけですから
動かされないようにしっかり立ち
主の業に常に励みなさい
主に結ばれているならば
自分たちの苦労が決して無駄にならないことを
あなたがたは知っているはずです

と記されています

神に救われているクリスチャンであっても
各々の人生には厳しいことがたくさんあり
そこを通されるときには
なぜこんな目に合うのか・・・と
つぶやきたくなることもあるでしょう

それでもクリスチャンにとって大切なのは
置かれたところで
与えられた使命を全うすること
ある時には病気になったり
面倒な問題を抱えたりすることがあっても
希望を失わず
自暴自棄にならず
自分の今するべきことをする時に
その行く先々で必ず助けがあり
結果としてそれが
神の働きを知る機会となるのです

昨年は
マルチン・ルターの宗教改革からちょうど500年でしたが
”聖書が何と語っているのか”
ひたすらそれを読み調べた彼は
人の言葉に惑わされないで
神の言葉に従っていくべきことを後世に伝えました

どんな立派な人でも
人間には必ず間違いがあります
だから人の言葉に従い、人の都合で作った道を歩めば
どこかで迷ってしまう
一生懸命頑張ってきたことが何も報われない
そんな人生は実に空しいものですが
世の中の多くの人は
人の言葉に従い
人に振り回され
何が本当に正しい道なのか
わからないまま生きているのです

神の救いを受けてクリスチャンになった人でも
神を知る前は
世の中の人と同じように
人に従う=人の奴隷となる人生を送っていました
しかし
今はもう奴隷ではなく自由の身ですから
なおも人に惑わされていてはいけません

「この自由を得させるために
キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです
だから、しっかりしなさい
奴隷の軛(くびき)に二度とつながれてはなりません」
(ガラテヤ人への手紙5章1節)


不安に満ちたこの世の中にあって
いつも人を恐れ、脅しに乗ったりするような
弱い自分から離れて強く生きるには
正しいことを教えて下さる神の導きが必要です
そして
神から出た正しいことには
正しい結果(神の証)がついてきますから
それをもってその道が正しいと知ることができます
一方
間違った道には間違った結果が出るので
それをなおも歩もうとするのは愚かなこと
そこを正しく見極めていくためにも
しっかりした堅い信仰を持つことが大切なのです

「目を覚ましていなさい
信仰に基づいてしっかり立ちなさい
雄々しく強く生きなさい
何事も愛をもって行いなさい」
(コリント人への第一の手紙16章13-14節)


人生は戦いの連続です
そこでしっかり信仰を持っていなければ
強く生きることも難しく
がまんしすぎてキレたら
メチャクチャな行動をとるかもしれません
そんな時にも冷静に行動できるように
「何事も愛をもって行いなさい」
この一文を心にとめておきたいものです

「そして、神の栄光の力に従い
あらゆる力によって強められ
どんなことも根気強く耐え忍ぶように」
(コロサイ人への手紙1章11節)


どんな不安が世の中に満ちていようと
神を仰ぎ見て生きる人生には希望があり
堅く信じる先には勝利があります

そんな神の栄光を見る一年でありますように
神に救われた身であることを生かして
これまで助けられてきたことへの感謝とともに
しっかりとした一歩を踏み出しましょう



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