今週のみことば
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3月3日

「オデドの子アザルヤに神の霊が臨んだ
彼はアサの前に進み出て言った
『アサよ
すべてのユダとベニヤミンの人々よ
わたしに耳を傾けなさい
あなたたちが主と共にいるなら
主もあなたたちと共にいてくださる
もしあなたたちが主を求めるなら
主はあなたたちに御自身を示してくださる
しかし、もし主を捨てるなら
主もあなたを捨て去られる』」
(歴代誌下15章1-2節)

イスラエルの民は
自ら神を捨てて苦難にあい
神に立ち返って
助けられる歴史を繰り返してきました
そして今ここに
予言者を通して神の言葉がくだったので
それを聞いたアサ王は勇気を得て
ユダ王国のすべての偶像を取り除き
神の祭壇を新しく築きます

このころユダ王国は
元からいたユダ族とベニヤミン族に加えて
イスラエル王国からも
多くの民が逃げてきていました
それは
アサ王には神がついておられることを
彼らが知ったからです

アザルヤが語った神の言葉は
最後にこう締めくくられていました
「しかし、あなたたちは勇気を出しなさい
落胆してはならない
あなたたちの行いには必ず報いがある」
(7節)

そして
この言葉に従ってアサ王は
ユダ王国の国民に対して
すべての者が
イスラエルの神を求めるようにと命じ
全国民はそこで誓いを立てたのです
「ユダの皆がこの誓いを喜び祝った
皆が心の底から誓い
喜んで主を求めたからである
主は彼らに御自身をお示しになり
主は、周囲の者たちから彼らを守って
安らぎを与えられた」(15節)


このように
民が心から神を求めたことで
神は彼らに御自身をお示しになり
その結果、彼らは平安になりました
”神に求める”ことは
信仰の基本です
それは
わたしたちが自ら祈り求める時に
神は不思議な業をもって
神の実在をあらわしてくださるからです

「求めなさい
そうすれば、与えられる
探しなさい
そうすれば、見つかる
門をたたきなさい
そうすれば、開かれる
だれでも、求める者は受け
探す者は見つけ
門をたたく者には開かれる」
(マタイによる福音書7章7-8節)

「そのとき
あなたたちがわたしを呼び
来てわたしに祈り求めるなら
わたしは聞く
わたしを尋ね求めるならば見いだし
心を尽くしてわたしを求めるなら
わたしに出会うであろう
と主は言われる」
(エレミヤ記29章12-14節)


目に見えない神に対して
信仰者がどのような行動をするかについては
その心がいつも見られています
「神に従う」といえば
教会奉仕や献金といった行為に
目が向きがちですが
本当に大切なのは
どんなことがあっても神を求め
神に近づき、神と交わり
神を理解しようとすること
そのために教会へ行き
教えられたことを受け入れ
恐れず前を向いて進むのです

神に命じられた通り
民の反発を恐れず偶像を処分し
神と共に歩んだアサ王に
イスラエル王国から
たくさんの人が逃げてきて従ったように
神にある者には、神が働いてくださるので
自分で自分を装わなくても
人が信用して寄ってくるようになります
しかし
神の道を歩むことは
信仰なくしてはできない事ですから
神はわたしたちを
恵もうとしてくださっていることを信じて
神を求めても仕方がないと決めつけないで
(どんな時も落胆しないで)
神に近づく道を求めていきましょう

「神に近づきなさい
そうすれば、神は近づいてくださいます」
(ヤコブの手紙4章8節)




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