今週のみことば
6月30日
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「こうして
主の神殿における奉仕が復活した
ヒゼキヤと、すべての民は
神が民のためにしてくださったことを喜び祝った
このことが速やかに行われたからである」
(歴代誌下29章35-36節)
ヒゼキヤ王は、即位してすぐに
荒れていた神殿を修復し
そこを信仰の場として整え始めました
そして
長い間行われていなかった「燔(はん)祭」を復活させるべく
町の責任者を集めて
すべてのイスラエルの罪の償いのために
雄牛七頭、雄羊七匹、小羊七匹、雄山羊七匹を
祭司たちの手によって捧げます
その時ヒゼキヤは
ダビデの時代に命じられた戒めに習い
楽器を持つレビ人を神殿に配置しました
彼らは
焼き尽くす献げ物(=燔祭)がささげられると同時に
演奏をはじめ
燔祭が終わると
王と会衆は
ひざまずいて礼拝をします
それによって
彼らは神への信仰を表明したのでした
更に
ここでヒゼキヤが会衆に
感謝の献げ物を持ってくるよう呼びかけると
多くの焼き尽くす献げ物が持ち込まれました
その数はあまりに多く
祭司だけでは作業が間に合わないので
レビ人たちが手伝ったと記されています
これらの奉仕は
みな神への感謝からなされたものでした
ここに
民の心は神に向き
神に対する「心からの奉仕」が復活したのです
「そのすべての恩恵(めぐみ)をわするるなかれ」
(詩篇103篇2節)
これはダビデの歌ですが
人間は弱いので
多くの王がそうであったように
時間がたつと神の助けを忘れ
自分の力で生きてきたように思いがちです
こうして
人は神を忘れることで自分を見失い
間違った道を歩んで
自ら災いを招く
そんな過ちの中にいたユダの人々の心は
ヒゼキヤ王の出現によって
再び神へと向いていきました
それが実現したのは
神の働きがあってこそのこと
形式で信仰するのではなく
心から神を求め
感謝する者に
今もその恵みは必ず注がれていくのです
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