今週のみことば


2月16日
(スマートフォン用ページはこちら

「あなたは地に臨んで水を与え
豊かさを加えられます
神の水路は水をたたえ
地は穀物を備えます
あなたがそのように地を備え
畝(うね)を耕し、土をならし
豊かな雨を注いで柔らかにし
芽生えたものを祝福してくださるからです
あなたは豊作の年を冠として地に授けられます
あなたの過ぎ行かれる跡には
油が滴っています」
(詩篇65篇10-12節)
*文語訳では9-11節


神には人間の思いを超えた「祝福の計画」があり
その経過は
しばしば「作物の生長」に例えられます

作物は一夜にして実るのではなく
まずは土を耕し、畑として整えることに始まり
種をまき
そこに水が与えられることで芽が出てきて
更にはその芽生えが祝されることで
実りの多い豊作の年となるのです

わたしたちの人生においても
各々が成長するための準備がなされていて
祝されるタイミングが整えられているわけですが
その時に「芽生え」たものが
自分の思いとは違っているかもしれません
それでも
その時に
こだわりを捨て、意固地にならず
与えらた芽が伸びやすくなるように
心を柔らかくすることができる人は幸いです
その人は
神がどのような事をなしてくださる方かを
その素晴らしい御業を体験することで教えられるからです

とはいえ
神を中心に歩む信仰生活をしていても
人間の思い(欲)をすべて消すことはできないし
そこには色々と間違いもあるでしょう
しかし
そんな時にこそ
わたしたちは
聖書のみことばを支えとして神に立ち帰るなら
神の御業を見ることができ
その信仰も育っていくのです

「主の成し遂げられることを仰ぎ見よう
主はこの地を圧倒される」
(詩篇46篇9節)

*文語訳では8節

ここは
文語訳では更に力強い表現になっています
「きたりてエホバの事跡(みわざ)を見よ
エホバはおほくの懼(おそ)るべきことを
地になしたまへり」


信じる者を必ず祝し恵むと約束してくださる神を信頼し
どんな時も聖書のみことばを支えとして心強められ
希望をもって進んでいくことができますように



<目次