今週のみことば


4月20日
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「彫刻師の刻んだ彫像や鋳像
また、偽りを教える者が何の役に立つのか
口のきけない偶像を造り
造った者がそれに依り頼んでも
何の役に立つのか
災いだ、木に向かって『目を覚ませ』と言い
物言わぬ石に向かって『起きよ』と言う者は
それが宣託を下しうるのか
見よ、これは金と銀をかぶせたもので
その中に命の息は全くない
しかし、主はその聖なる神殿におられる
全治よ、御前に沈黙せよ」
(ハバクク書2章18-20節))


「国々の偶像は金や銀にすぎず
人間の手が造ったもの
口があっても話せず
目があっても見えない
耳があっても聞こえず
鼻と口には息が通わない
偶像を造り、それに依り頼む者は
皆、偶像と同じようになる」
(詩篇135篇15-18節)


聖書では
人の造った偶像がいかに空しいものであるかを
様々な所に記してあります
それら偶像にはみな
命がありません
なのに、どうして人間を救うことができるでしょうか

人に正しい道を教えることもできず
幸いへと導くこともできないもの
それが何の役に立つでしょうか

更に偶像は
人の心の中にも存在し
自分にはこれ(富や名声など)がある・・・と
神ではない、朽ちていくものを頼りとして
また誇りとして
神の導きに反した生き方をさせるようになります

しかしながら
偶像により頼まず
神を頼りとしていても
人間にはそれぞれ試練があります
だから信仰していてもつまらない・・・ではなく
信仰者はどのようなところにあっても
常に、神と共に生きていく者であると
そういう心をもって歩むのが
「神に従う」と言うこと
そして
そうあるためには
ただ信じる信仰を持つしかありません

「我らの魂は主を待つ
主は我らの助け、我らの盾
我らの心は喜び
聖なる御名により頼む
主よ、あなたの慈しみが
我らの上にあるように
主を待ち望む我らの上に」
(詩篇33篇20-22節)


神の助けを待つ者を
神は決して見捨てません
今はたとえ辛くあっても
自分がすべきことを行いつつ
心の中に空しい偶像を持たず
神の時を待ち
聖書のみことばに希望をおいて
歩んでいきましょう



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