今週のみことば
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8月17日
「聖霊によって送り出された
バルナバとサウロは
セレウキアに下り
そこからキプロス島に向け船出し
サラミスに着くと
ユダヤ人の諸会堂で
神の言葉を告げ知らせた
二人は、ヨハネを助手として連れていた
島全体を巡ってパフォスまで行くと
ユダヤ人の魔術師で
バルイエスという
一人の偽預言者に出会った
この男は
地方総督セルギウス・パウルスという
賢明な人物と交際していた
総督はバルナバとサウロを招いて
神の言葉を聞こうとした
魔術師エリマ(彼の名前は魔術師という意味である)は
二人に対抗して
地方総督を
この信仰から遠ざけようとした
パウロとも呼ばれていたサウロは
聖霊に満たされ
魔術師をにらみつけて、言った
『ああ、あらゆる偽りとあざむきに満ちた者
悪魔の子、すべての正義の敵
お前は主のまっすぐな道を
どうしてもゆがめようとするのか
今こそ、主の御手はお前の上に下る
お前は目が見えなくなって
時が来るまで日の光を見ないだろう』
するとたちまち
魔術師は目がかすんできて
すっかり見えなくなり、歩き回りながら
だれか手を引いてくれる人を探した
総督はこの出来事を見て
主の教えに非常に驚き、信仰に入った
(使徒行伝13章4-12節)
アンティオケの教会にいた
バルナバとサウロ(パウロ)は
”聖霊によって”キプロス島へ遣わされ
ユダヤ人の会堂で
神の言葉を語って回りました
そして、島全体を巡りパフォスに着いた時
魔術師バルイエス(別名エリマ)に出会います
彼は偽預言者で
サウロたちの話を
聞こうとしていた地方総督に対し
”この信仰から遠ざけようと”
邪魔をしてきたのです
その時
”パウロとも呼ばれていたサウロは
聖霊に満たされ”
バルイエスの目が見えなくなることを告げると
魔術師の目は
本当にかすんで見えなくなりました
そして
その様子を見ていた総督は
神を信じて信仰の道に入るのでした
魔術師というのは
自分に力があるように
大言壮語するのですが
ひとたび目が見えなくなると
それを自分の魔術ではどうすることもできず
”だれか手を引いてくれる人を探した”
とあります
わたしたちの人生において
「手を引いてくれる存在」があることは重要です
魔術師は全能の神を信じていないので
困った時に人に頼ろうとしましたが
信仰者が頼りとするのは
神以外にありません
魔術師の様子を見て
地方総督パウルスは神の力を知り
信仰に入りました
大きな事であれ、小さな事であれ
そこに神の存在を
認めることができる人は幸いです
地方総督パウルスが
サウロたちの話を聞こうとしていた時
魔術師の邪魔が入ったように
信仰者の心にも
信仰を邪魔する思いが
起きて来ることがあります
そんな時こそ
神の働き(業)を思い出し
神の存在を認めて
神に立ち帰っていくことができますように
<目次