今週のみことば


3月21日

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「同様に”霊”も弱いわたしたちを助けてくださいます
わたしたちはどう祈るべきをか知りませんが
”霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって
執り成してくださるからです
人の心を見抜く方は
”霊”の思いが何であるかを知っておられます
”霊”は、神の御心に従って
聖なる者たちのために執り成してくださるからです
神を愛する者たち
つまり、ご計画に従って召された者たちには
万事が益となるように共に働くということを
わたしたちは知っています」
(ローマ人への手紙8章26-28節)

”霊”=聖霊が
神を愛する者にとって
とてもありがたい存在であることが
ここを読むとよく分かります
そして
聖霊とは神の霊、つまり神ご自身ですから
人の心の思いも知った上で
わたしたちの周りに起こるすべてのことが
良いことも悪い事も回りまわって
やがて益となるようにしてくださるというのです

「では、これらのことについて何と言ったらよいだろうか
もし神がわたしたちの味方であるならば
だれがわたしたちに敵対できますか」(31節)


死に打ち勝った(復活した)イエスは
すべてのことができる神なので
神を愛する者を決して捨て置かず
あらゆる戦いに勝利を与えてくださいます
わたしたちにとっての戦いとは
外敵だけでなく
各々自分の心との戦いであり
苦難の中にあっても絶望せず
キリストの愛から離れないように
その心が神に向いていることが大切です

人の心は弱く
お金を持っていても弱さに勝利することはできません
その弱さを助けるのが聖霊の働き
これは
人の心を見抜く神だからできることです

人生につまづいて
自分で自分の人生を終わらせてしまう人もありますが
信仰者はつまづいても
そこで反省し、正しいことを教えられて
困難を
神と共に通り過ぎることができるのが幸いです
そして
このように自分の心が変えられていくことは
聖霊の働きによるものなのです

「神から生まれた人は皆
世に打ち勝つからです
世に打ち勝つ勝利
それはわたしたちの信仰です
だれが世に打ち勝つか
イエスが神の子であると信じる者ではありませんか」
(ヨハネの第一の手紙5章4-5節)


更に6節以降には
”イエス・キリストがどういう方であるか?”
について言及しています

「この方は
水と血を通って来られた方
イエス・キリストです
水だけではなく
水と血とによって来られたのです
そして”霊”はこのことを証しする方です
”霊”は真理だからです」(6節)


主イエスは神が肉体(血)を持ち
人類に洗礼(水)を与えるために
この世に来られた方
そして
”霊”(聖霊)=真理=神=イエス

「証しするのは三者で
”霊”と水と血です
この三者は一致しています」(7-8節)


また
ヨハネによる福音書1章には
「言葉」である天地創造の神が
肉体となって
わたしたち人類の間に宿られた
と記されています(14節)
これが救い主イエスであり
人間を照らす光として
洗礼と聖霊のバプテスマという救いを
もって来られたのです

このような神によって救われている者は
どんな苦難の中にあっても
神の愛によって支えられ
希望を失いません
神がわたしたちを愛してくださるからこそ
すべてのことに勝利できる
その希望と信仰が
わたしたちを強めてくれるのです

「わたしたちは確信しています
死も、命も、天使も、支配する者も
現在のものも、未来のものも
力あるものも
高い所にいるものも
低い所にいるものも
他のどんな被造物も
わたしたちの主キリスト・イエスによって
示された神の愛から
わたしたちを引き離すことは
できないのです」
(ローマ人への手紙8章38-39節)



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