今週のみことば

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4月4日

「キリストは律法の目標であります
信じる者すべてに義をもたらすために」
(ローマ人への手紙10章4節)

ここは文語訳聖書では
「キリストは
すべて信ずる者の義とせられん為に
律法の終となり給えへり」

と記されています

「律法の目標」と「律法の終(おわり)」では
言葉は違いますが
神の律法を完全に守れるのはキリストだけ
つまり人間には無理なので
代わりに信仰による救いの道を与えて
律法による救いを求めることを終わりとされた
ということです

そして
人が義とされる(救われる)には
どうすればよいかを
パウロは以下のように記しています

「『御言葉はあなたの近くにあり
あなたの口、あなたの心にある』
これは、わたしたちが宣べ伝えている
信仰の言葉なのです
口でイエスは主であると公に言い表し
心で神が
イエスを死者の中から復活させられた
と信じるなら
あなたは救われるからです
実に、人は心で信じて義とせられ
口に公に言い表して救われるのです」
(8-10節)


これまでも書いてきたように
イエスは
神が肉体をもってこられた救い主(キリスト)です
つまりイエス=神
これを信じることが義とされる
すなわち、救いにつながるわけですが
信じるとはどうすることか
ここには具体的な事が語られていません

「信じる」といっても
人の心は不安定で
今は信じても
自分の置かれた境遇によっては
明日はもう信じないかもしれない
それでも
信じた証となるものを
神は用意してくださっている
それが「洗礼」と「聖霊」のバプテスマです

「イエスはお答えになった
『はっきり言っておく
だれでも水と霊とによって生まれなければ
神の国に入ることはできない
肉から生まれたものは肉である
霊から生まれたものは霊である
『あなたがたは新たに生まれねばならない』
とあなたに言ったことに
驚いてはならない」
(ヨハネによる福音書3章5-7節)


「水=洗礼」と「霊=聖霊」を受けることによって
神に国に入る→義とされる・救われる
この救いの約束は
ヘブル人への手紙2章3節に
「この救いは主が最初に語られ
それを聞いた人々によって
わたしたちに確かなものとして示され」

とあるように
主イエスご自身が語られたもので
人が勝手に作ったものではありません

こうして
神による万民救済の「水と霊」は
それを聞いた人々によって
”確かなもの”として伝えられ
実際にこの救いを受けた人には
現在も神の不思議な業や奇跡が行われ
それらを通して
神が確かに居られることと
そこに本当の救いがあることが
証しされています

「神がわたしたちの内に
とどまってくださることは
神が与えてくださった”霊”によって
わかります」
(ヨハネの第一の手紙3章24節)


聖霊を受けるということは
神が共に歩んでくださるということ
そして
はじめて聖霊が降った時の様子が
使徒行伝2章に記されており
そこでは聖霊を受けたものは皆
”ほかの国々の言葉で話しだした”
とあります

「すると、一同は聖霊に満たされ
”霊”が語らせるままに
ほかの国々の言葉で話しだした」
(使徒行伝2章4節)


しかも彼らは
自分の知らない国の言葉で
神の偉大な業を語っています(11節)

この「異言」の祈りは
見ていた人々を驚かせ
怪しく思わせました
それでもこれが
あらかじめ預言されていた
「聖霊」だったのです

神の言葉を信じる人は
それを受け入れても
信じない人には
とても受けいれられない

「実に、信仰は聞くことにより
しかも、キリストの言葉を
聞くことによって始まるのです」
(ローマ人への手紙10章17節)


こうして
キリストの言葉を聞いて受け入れた人は
その信仰によって
救いの道に入れられるのです


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