今週のみことば

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9月19日

「神はあらゆる苦難に際して
わたしたちを慰めてくださるので
わたしたちも
神からいただくこの慰めによって
あらゆる苦難の中にいる人々を
慰めることができます
キリストの苦しみが満ちあふれて
わたしたちにも及んでいるのと同じように
わたしたちの受ける慰めも
キリストによって満ちあふれているからです」
(コリント人への第二の手紙1章4-5節)

『コリント人への第二の手紙』は
パウロとテモテによって記されていますが
まず1章は
彼らの宣教活動における苦難と共に
どれほどの神よりの助けと慰めがあったことか・・・
という感謝の言葉から始まっています

彼らがキリストの福音伝道活動をする際に
こうむった苦難(迫害)は
「生きる望みさえ失ってしまいました」(8節)
と記されているほどひどいものでしたが
どんなにつらい目にあっても
これまで助けられたことを思えば
これからも大丈夫だと
希望をもって進んでいけたのです

「神はこれほどの大きな死の危険から
わたしたちを救ってくださったし
また救ってくださるでしょう
これからも救ってくださるに違いないと
わたしたちは神に希望をかけています」(10節)


また
死の宣告を受けるほどの辛い思いをすることで
彼らは
「自分を頼りにすることなく
死者を復活させてくださる神を
頼りにするようになりました」(9節)


このように
様々な苦難にあうのは辛いことですが
それによって
神の救いを体験し
希望を与えられ
信仰がしっかりしていったこと
更には
それを周りの人々に伝えて
同じように苦難の中にいる人を
慰めることができるようになったことを
彼らはとても喜んでいます

わたしたちもこの世に生きている限り
それぞれが与えられた十字架(試練)を背負い
その苦難の中で戦いながら
前を向いて進んでいかなくてはなりません
それでも
そこに神の救いがあり
神が共に戦ってくださる体験をすれば
わたしたちはそれによって大いに慰められ
これからも頑張って生きていけるとの
希望と勇気をいただけるでしょう

教会の中においても
お互いが祈りあい
励まし合って
苦難を乗り越えていくことができますように
一人一人に与えられる神よりの助けの体験が
他の人々の慰めとなり
信仰の成長へとつながっていく
そういう教会であるように
わたしたちも努力していきたいと思います


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