今週のみことば
10月2日
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「わたしの按手によって内にいただいた神の賜物を
再び燃え立たせなさい
というのは、神がわたしたちに下さったのは
臆する霊ではなく
力と愛と慎みとの霊なのである
だから、あなたは
わたしたちの主のあかしをすることや
わたしが主の囚人であることを
決して恥ずかしく思ってはならない
むしろ、神の力にささえられて
福音のために、わたしと苦しみを共にしてほしい」
(テモテへの第二の手紙1章6-8節)
「神の賜物」である「聖霊」は
おくびょうな霊ではなく
”力と愛と慎みとの霊”なのですから
それを内にいただいているわたしたちは
どんな境遇にあっても
いつも聖霊が燃え立つように
信仰をもって奮い立っていかなくてはなりません
そうすることによって
わたしたち自身に力がなくても
聖霊にはあらゆる力があることを
わたしたちは体験することができるのです
この時パウロは捕らわれの身となっており
不自由で弱い立場にありました
しかし
その心はキリストに捕らわれた状態でしたので
決して弱らず
自らを「主の囚人」と称して
堂々と福音を伝える務めを果たそうとしていました
そして
テモテに対しても
自分たちが「主の囚人」として働くことを恥としないで
聖霊の力にささえられて
宣教者としての務めを果たしてほしいと願うのです
「神はわたしたちを救い
聖なる招きをもって召してくださったのであるが
それは、わたしたちのわざによるのではなく
神ご自身の計画に基づき
また、永遠の昔に
キリスト・イエスにあってわたしたちに賜っていた恵み
そして、今や
わたしたちの救い主キリスト・イエスの出現によって
明らかにされた恵みによるのである
キリストは死を滅ぼし
福音によっていのちと不死とを
明らかに示されたのである」(9‐10節)
わたしたちクリスチャンが救われたのは
自分の行いによるのではなく
神の招きによるものであり
その神のご計画は
「永遠の昔」(文語訳では「創世の前」)から
神=イエスによって決められた恵みです
そして
天地創造の唯一の神であるイエスは
救い主キリストとして
肉体をもってこの世に生まれ
十字架にかかり、よみがえることで
実際に
わたしたちは神のご計画通り
洗礼と聖霊による救いという恵みを
与えられることとなったのです
「あなたは、キリスト・イエスに対する信仰と愛とをもって
わたしから聞いた健全な言葉を模範にしなさい
そして、あなたにゆだねられている尊いものを
わたしたちの内に宿っている聖霊によって守りなさい」
(13‐14節)
”あなたにゆだねられている尊いもの”
すなわち、「キリストの福音」を守っていくことは
クリスチャンにとっての使命であり
恵まれた人生を送るために最も大切なことです
そのためには
神の愛に満たされた”健全な言葉”を模範とし
”力と愛と慎みとの霊”である聖霊の力によって
足らないところを補っていただきながら
その恵みに感謝しつつ
今どのようなところに置かれても
それを恥としないで
神に望みをおき
福音をゆだねられた者としての生き方を守っていくこと
こうして
聖霊により
「神の思い(愛)」で心が満たされる時には
人生に恐れがありません
人生に色んな問題はつきものですが
すべてはわたしたちが
神の子として成長するためであると考え
神さまは何もしてくれない・・・と不信仰に陥らないで
希望をもって進んでいきましょう
「あなたがたはみな
キリスト・イエスにある信仰によって
神の子なのである」
(ガラテヤ人への手紙3章26節)
「すべて神の御霊に導かれている者は
すなわち、神の子である」
(ローマ人への手紙8章14節)
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