今週のみことば


11月20日

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「あなたは彼らに勧めて
支配者、権威ある者に服し
これに従い
いつでも良いわざをする用意があり
だれもそしらず、争わず、寛容であって
すべての人に対して
どこまでも柔和な態度を示すべきことを
思い出させなさい」
(テトスへの手紙3章1-2節)


3章もまず
クリスチャンとしての心がけが記された後
救いにあずかる前の自分がどうであったか
「無分別で、不従順で、迷っていた者」として
世の中の奴隷となって
お互いが憎み合って生きていたことを回想しつつ
そこに救い主イエスの愛が現れて
自分たちはそれまでの惨めな状態から
救われたのだと語っています
しかも
その救いは
自分が正しい行いをしたからではなく
神からの一方的な愛によるものであり
この神のあわれみによって
誰でも救われることができるようになったのでした

わたしたちの行った義のわざによってではなく
ただ神のあわれみによって
再生の洗いを受け
聖霊により新たにされて
わたしたちは救われたのである」(5節)


このように
神の救いにあずかって
「天国を継ぐ者」とされたからには
良いわざを励むことを心がけ
愚かな議論や論争を避けることが大切です

「それは、神を信じている者たちが
努めて良いわざを励むことを
心がけるようになるためである
これは良いことであって人々の益となる」(8節)


ただし
どんなに正しいことを教えても
それを受け入れない人は必ずいるので
そういう人とは無益な議論をしないで
むしろ関りを持たないようにしましょう

クリスチャンが耳を傾けるべき言葉は
キリストの言葉です
もし、それによって自分を省みたり
神の前に謙虚になることがないとすれば
それは本当の信仰ではありません

救われて、新たにされても
信じなければ、そこにキリストの心がないので
行いは良くならず
神に栄光を帰することもできない

信仰感が違う人と議論するよりも
まず自分を省みる事に努め
キリストの心に学ぶこと
それが
神にあって良い実を結ぶ者として成長するために
重要なことなのです


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