今週のみことば
11月27日
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「神は、むかしは、預言者たちにより
いろいろな時に、いろいろな方法で
先祖たちに語られたが
この終わりの時には、御子によって
わたしたちに語られたのである
神は御子を万物の相続者と定め
また、御子によって
もろもろの世界を造られた
御子は神の栄光の輝きであり
神の本質の真の姿であって
その力ある言葉をもって万物を保っておられる
そして罪のきよめのわざを成し終えてから
いと高き所にいます大能者の右に
座につかれたのである」
(ヘブル人への手紙1章1-3節)
ヘブル人とは、すなわちユダヤ人であり
異邦人ではなく神の選民です
そしてユダヤ教を信仰し
イエスをメシア(救世主)と信じない人も多く
彼らには何よりもまず
『救い主イエス=神の御子=神ご自身』
であるとの教育が必要でした
天地を創造された全能の唯一の神は
昔は預言者を通して人々に語られましたが
その神ご自身が
肉体をもった御子イエスとして生まれてこられてからは
人々に直接語りかけ
そのみことば(福音)は
聖書を通して
誰でも聞くことができるようになりました
また
神ご自身が聖霊として
わたしたちの中に宿ってくださるので
聖霊によって直接教えられることもあり
こうして
神である主イエスの言葉を信じる信仰こそが
キリスト教の土台となっているわけです
もしこの土台が崩れたら
わたしたちの信仰も間違ったものとなりますから
わたしたちも当然主イエスを神として信じ
その救いにあずかって
福音にふさわしい歩みをするよう努めていくのですが
4節以降からは
御使い(天使)について記されているように
主イエスを御使いよりも劣る存在として
誤解している人もいたようです
そのため
御子イエスの立場について
御使いと対比しながら
明らかな違いを記し
御子イエスが神ご自身であるとの事実を
後半では繰り返し強調しています
「御使いたちはすべて仕える霊であって
救いを受け継ぐべき人々に奉仕するため
つかわされたものではないか」(14節)
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