今週のみことば


6月12日

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「このように、あなたがたは
キリストと共によみがえらされたのであるから
上にあるものを求めなさい
そこではキリストが神の右に座しておられるのである
あなたがたは上にあるものを思うべきであって
地上のものに心を引かれてはならない」
(コロサイ人への手紙3章1-2節))


3章では
神に選ばれて救われたクリスチャンは
地上にある「悪い心」を捨てて
神にある「愛の心」をもって生きるべきことが
教えられています

「地上の肢体、すなわち、不品行、汚れ
情欲、悪欲、また貪欲を殺してしまいなさい
貪欲は偶像礼拝にほかならない」(5節)

「あなたがたは神に選ばれた者
聖なる、愛されている者であるから
あわれみの心、慈愛、謙そん
柔和、寛容を身に着けなさい
互いに忍びあい
もし互いに責むべきことがあれば
ゆるし合いなさい
主もあなたがたをゆるして下さったのだから
そのように、あなたがたもゆるし合いなさい
これらいっさいのものの上に、愛を加えなさい
愛は、すべてを完全に結ぶ帯である」(12‐14節)


かつて神を知らなかった「古い人」は
洗礼と聖霊の救いにあずかることにより
一度この世に死に
造り主(神)のかたちに似る者として
「新しい人」に生まれ変わりました

この「新しい人」は
神の心を持つ者となるべく選ばれ
キリストの体である教会の一員とされたのですから
その心がキリストの平和で満たされるように
努めていくことが重要です

「そして、あなたのすることはすべて
言葉によるとわざによるとを問わず
いっさい主イエスの名によってなし
彼によって父なる神に感謝しなさい」((17節)


さらに、18節以降には
「妻と夫」「子と父」「僕と主人」に対して
お互いが神にある思いやりをもって接し
人に媚びへつらうのではなく
何事も神を恐れ
真心をもって行動するようにと教えています

人それぞれ
社会での立場は各々違っていても
そのように努めていくことで
一人一人が神の前にあって
天国を継ぐ者としてふさわしく成長することが
求められているわけです

「愛する者たちよ
わたしたちは今や神の子である
しかし、わたしたちがどうなるのか
まだ明らかではない
彼が現れる時
わたしたちは、自分たちが
彼に似るものとなることを知っている
そのまことの御姿を見るからである
彼についてこの望みをいだいている者は皆
彼がきよくあられるように
自らをきよくする」
(ヨハネの第一の手紙3章2‐3節)

「この教会はキリストのからだであって
すべてのものを
すべてのもののうちに満たしているかたが
満ちみちているものに、ほかならない」
(エペソ人への手紙1章23節)

「愛する者たちよ
これらすべてのことは
あなたがたの徳を高めるためなのである」
(コリント人への第二の手紙12章19節)

「わたしがあなたがたにしたとおりに
あなたがたもするように
わたしは手本を示したのだ」
(ヨハネによる福音書13章15節)

キリストが再び来られるご再臨の時には
クリスチャンはキリストに似る者として
清められた姿になっています
今はまだその時がきていませんが
それまでの日々を
どのように生きるのかをパウロは教え
そうすることが
わたしたちにとって
徳を高めることになる、すなわち
キリストにある者として
ふさわしい姿に成長していくのだと説いています

キリストの体である教会には
キリストご自身が満ちていて
その姿を手本として生きる生き方が
聖書を通して教えられます

クリスチャンは自分の功績ではなく
神の恵みによって選ばれ救われた者ですから
聖書を通して考え方が整えられ
キリストの平和で心が満たされた
幸いな日々を過ごしていくことができますように



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